特許
J-GLOBAL ID:200903021600218860

二種燃料ノズル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-262641
公開番号(公開出願番号):特開平11-182847
出願日: 1998年09月17日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 ガスタービン内で燃焼器表面上の炭素付着を防止する二種燃料ノズルを提供する。【解決手段】 二種燃料ノズル(10)の気体/液体燃料ノズル(N)の先細の外壁を包囲する先細のスリーブ(16)が設けられ、スリーブは断面積が下流方向に減少するダクト(D)を形成し、これにより、ダクトを通る空気流を、液体燃料ノズル(12)から出現する円錐形液滴噴霧パターンに向かって加速する。ダクトを通流する空気を旋回させる内側スワーラ(18)が液体燃料ノズル・チップ(30)より上流に配置される。同様に空気を旋回させる外側スワーラ(20)がスリーブの下流端の周囲に設けられる。ダクト内を通る加速旋回空気流と外側の旋回空気流とは、燃料油噴霧液滴のノズル金属表面への衝突を阻止し、従って金属表面上への炭素付着を防止する。
請求項(抜粋):
軸線を定めている気体/液体燃料ノズルであって、液体燃料を該ノズルの下流の火炎域に向けて噴霧パターンをなすように噴射するための液体燃料ノズル・チップで終端している液体燃料ノズルを含む気体/液体燃料ノズルと、前記気体/液体燃料ノズルの少なくとも一部分を取り囲んでいて、前記軸線に向かって下流方向に先細になっている大体軸方向に延在する空気流路を部分的に画成するスリーブであって、前記液体燃料ノズル・チップよりも上流に達していない軸平面で終端しており、前記軸方向流路は該流路を通る空気流を加速するように断面積が下流方向に減少しているスリーブと、前記燃料ノズル・チップより上流に配置されていて、前記空気流路に導入された空気を旋回させて、この旋回空気を前記液体燃料噴霧パターンの周囲に送給する第1空気スワーラと、前記スリーブの周囲に且つ前記第1空気スワーラより軸方向下流に配置されていて、前記スリーブの周囲に導かれた空気を旋回させて、この旋回空気を前記液体燃料噴霧パターンの周囲に流す第2空気スワーラとを有し、これにより前記気体/液体燃料ノズルへの液体燃料の衝突を実質的に防止することを特徴とするガスタービン燃焼器用の二種燃料ノズル。
IPC (3件):
F23R 3/28 ,  F02C 7/22 ,  F23R 3/14
FI (3件):
F23R 3/28 B ,  F02C 7/22 A ,  F23R 3/14
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 水噴射装置を備えた二重燃料噴射ノズル
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-518486   出願人:ソウラータービンズインコーポレイテッド
  • 特開平1-189419
  • 特開昭50-074830
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