特許
J-GLOBAL ID:200903021617692522

車両用方位計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-334891
公開番号(公開出願番号):特開平5-196468
出願日: 1988年03月29日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】 精度良く出力円の中心座標位置が得られ、しかも中心座標位置補正のための1周施回走行をしなくて済むようにする。【構成】 この発明では、地磁気方位センサによって描かれる出力円は本来真円を描くことを前提にして、地磁気方位センサから逐次出力される出力値と、その時点での磁化強度(出力円の半径)を比較し、その誤差を小さくすべく出力円の中心座標位置を適宜補正するようにしている。すなわち、最少二乗法の演算手法を取り入れて、まず出力円の中心座標としての初期値を設定し(ステップ110)、次に上記初期値および逐次出力される出力値との座標上の距離と、上記初期値で与えられる出力円の半径との差の累乗の和を算出し(ステップ112)、上記累乗和を最少にすべく演算処理することにより、出力円の中心座標位置を補正している(ステップ114〜122)。
請求項(抜粋):
地磁気方位センサにより検出された地磁気成分を、水平面上で互いに直交する2方向の成分に分解し、両地磁気成分が示す座標位置へ該位置が含まれるべき出力円の中心座標位置から向かう方向に基づいて、車両の走行方位を求める車両用方位計において、車両走行中上記地磁気方位センサから逐次出力される出力値を逐次記憶する出力値記憶手段と、上記記憶された出力値の所定個の平均値を算出することにより上記出力円の中心座標位置の初期値を算出する初期値算出手段と、上記初期値および上記逐次出力される出力値との座標上の距離と、上記初期値に基づいて与えられる出力円の半径との差の累乗の和を算出する累乗和算出手段と、上記累乗和を最小にする初期値算出のため、初期値の修正量を演算する修正量演算手段と、上記修正量に基づいて出力円の中心座標位置を補正する出力円補正手段と、を有することを特徴とする車両用方位計。
IPC (2件):
G01C 17/38 ,  G01R 33/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-009510
  • 特開昭63-036110

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