特許
J-GLOBAL ID:200903021621759283
農薬を含むジャンボ製剤およびその製造法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小野 信夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-539758
公開番号(公開出願番号):特表平10-510560
出願日: 1997年05月02日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】本発明は水田水または灌漑用ゲートに投げ入れ処理するためのジャンボ製剤を開示し、当該製剤は水溶性バッグに入れた塊状多孔質キャリヤに吸収させた液状農薬混合物を含む。本発明のジャンボ製剤は、海砂などの顆粒状物質を水溶性バッグに覆われた多孔質バッグに詰め、農薬の活性成分、界面活性剤、溶剤および助剤などの液状農薬混合物をそのバッグに吸収させ、そしてそのバッグをシールするか;あるいは顆粒状物質を接着剤で結合することによりブロック型の多孔質キャリヤを調製し、その多孔質キャリヤを水溶性バッグに挿入し、液状農薬混合物をそのバッグ中に吸収させ、そのバッグをシールするか、のいずれかにより調製される。本発明のジャンボ製剤は水中で崩壊せず、もともとの形状を維持する。加えて、本発明のジャンボ製剤は活性成分の優れた拡散性と分散性を有する。本ジャンボ製剤からの活性成分は、10a(アール)当たり数個から数十個のパック状の製剤を投げ入れ処理するだけで、撒布した稲田すべてに均一に分散される。本発明ジャンボ製剤は農薬手撒き時の農薬による被毒の危険性を著しく減らし、また農薬の手撒きに必要な労働力と時間を大きく節減する。本ジャンボ製剤は安価な材料を用いた単純な製剤調製工程で製造される。そのうえ、本ジャンボ製剤は水田水中での分散が水田水上の障害物や風に大きく影響されることがないため、稲に重大な薬害を与えることなく雑草、虫害、および植物の病気に対する優れたコントロール効果をもたらす。
請求項(抜粋):
有機溶媒に不溶性かつ水に溶解性のフィルムで覆われたシールされたバッグ中の、水および有機溶媒に不溶性でかつ崩壊しない塊状の多孔質キャリヤに吸収させた液状農薬混合物を含んでなる水田水または灌漑用ゲートに投げ入れるためのジャンボ製剤。
IPC (4件):
A01N 25/34
, A01N 25/10
, A01N 25/12 101
, A01N 47/10
FI (6件):
A01N 25/34 A
, A01N 25/10
, A01N 25/12 101
, A01N 25/34 B
, A01N 25/34 Z
, A01N 47/10 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
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特開昭63-045201
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特開昭60-202801
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水面施用発泡性農薬製剤
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-284165
出願人:北興化学工業株式会社
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