特許
J-GLOBAL ID:200903021623833529

自動車電話方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-122236
公開番号(公開出願番号):特開平5-327598
出願日: 1992年05月14日
公開日(公表日): 1993年12月10日
要約:
【要約】【目的】 基地局制御装置にかかるトラフィックチャンネルオーバロード状態を脱する過程での負荷をセル内の移動端末に分散することを目的とする。【構成】 基地局制御装置2、3は対象セルおよびその周辺のセルのトラフィックデータを収集し対象セル内の移動端末に対して通知する手段を備え、移動端末9は基地局制御装置2、3からトラフィックデータを受信してその分析を行い、適当なセルに対してハンドオーバを要求する手段を備え、さらに、基地局制御装置2、3は移動端末9からのハンドオーバの要求を受けつけて実行する手段を備えたを特徴とする。【効果】 自動車電話システムを構成するセルがトラフィックチャンネルオーバロード状態を脱する過程でも基地局制御装置でこの過程に要する処理以外の処理を余裕をもって行える効果がある。
請求項(抜粋):
複数個のセルに対応して設けられ、自装置の属するセル内に存在する移動端末に対してこの移動端末がこのセル内での通信に必要な情報であるシステム情報を送信する基地局装置と、上記基地局装置の複数個に対応して設けられ、この基地局装置のひとつからの要求に応じて、このひとつの基地局装置がシステム情報を送信していた移動端末に対して他の基地局装置にその基地局装置の属するセル内での通信に必要な情報であるシステム情報を送信させるハンドオーバ処理を実行するハンドオーバ処理手段をもつ基地局制御装置とを備えた自動車無線方式において、上記基地局装置制御装置は、移動端末が存在するセルおよびこのセルの隣接セルでの呼を運搬するチャンネルの使用状態を示すデータを収集し、このデータを自装置の属するセル内に存在する移動端末に通知する通知手段を備え、上記移動端末は、自端末が使用しているチャンネルの輻輳状態が過度になったときに上記通知手段から受信したデータを分析して隣接セルの内でシステム情報の送信が可能なセルを探索する探索手段と、この探索手段が探索した新たなセルへのハンドオーバ処理を上記基地局制御装置に実行させる要求の発行を自端末が存在する基地局装置に依頼するハンドオーバ処理依頼手段とを備えたことを特徴とする自動車電話方式。
IPC (3件):
H04B 7/26 105 ,  H04B 7/26 109 ,  H04Q 7/04

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