特許
J-GLOBAL ID:200903021636937838
冷凍装置の運転制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-250297
公開番号(公開出願番号):特開平11-083206
出願日: 1997年09月16日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 吐出管温度が過度に上昇する急激な過渡運転状態時に、電子膨張弁の迅速な応答を確保する。【解決手段】 通常の冷暖房時に圧縮機の吐出管温度T2を最適値とする電子膨張弁の目標動作量(PfZY)を算出と同時に、(PfZY)が予め設定した足切り値を超える場合に、(PfZY)を該足切り値に足切りしてこれを実動作量Pとし、該動作量Pだけ電子膨張弁を動作させる。かかる構成により電子膨張弁が開弁方向に動作する場合で且つ吐出管温度T2が所定値以上である場合には、(PfZY)を足切りして求められた実動作量Pが、更に吐出管温度T2に応じて設定された加算値αだけ加算補正され、この補正後のPに基づき電子膨張弁が開動作し、該弁のPを加算補正しない場合に比し、補正量の分だけ弁の開動作が迅速となり、短時間最適な運転状態に移行されると共に、弁開動作に基づく吐出管温度のハンチングの発生が未然に防止される。
請求項(抜粋):
圧縮機(1)と四路切換弁(2)と凝縮器(3)とレシーバ(4)と電子膨張弁(5)と蒸発器(6)とを冷媒管路で順次接続してなる冷媒回路(Z)を備え、通常の冷・暖房運転時には、上記圧縮機(1)の吐出管温度(T2)を最適値とする上記電子膨張弁(5)の目標動作量(Pfzy)を算出するとともに、該目標動作量(Pfzy)が予め設定した足切り値を越える場合には該目標動作量(Pfzy)を該足切り値に足切りしてこれを実動作量(P)とし、該実動作量(P)だけ上記電子膨張弁(5)を動作させるようにした冷凍装置の運転制御装置であって、上記電子膨張弁(5)が開弁方向に動作する場合で且つ吐出管温度(T2)が所定値以上である場合には、上記実動作量(P)を、吐出管温度に応じて設定した加算値(α)だけ加算補正することを特徴とする冷凍装置の運転制御装置。
IPC (2件):
F25B 1/00 304
, F25B 13/00
FI (2件):
F25B 1/00 304 P
, F25B 13/00 N
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