特許
J-GLOBAL ID:200903021636969314

二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-181711
公開番号(公開出願番号):特開平8-017423
出願日: 1994年06月28日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、資源的に豊富なチタン化合物を正極材料として使用して、安価な高エネルギー密度の非水電解液二次電池を得ようとするものである。【構成】 本発明で使用する正極活物質材料はリチウム化合物、チタン酸化物およびマンガン酸化物の所定量混合物を500°C以上の温度で焼成して合成した、一般式Li<SB>A</SB>Ti<SB>Y</SB>Mn<SB>Z</SB>Oで示されるリチウム含有マンガンチタン複合酸化物である。黒鉛質炭素材料を負極活物質として非水電解液二次電池を構成すると、充電では正極活物質はリチウムイオンが脱ドープされLi<SB>A-X</SB>Ti<SB>Y</SB>Mn<SB>Z</SB>O(0<x)となり、負極活物質中にリチウムイオンがドープされて蓄電され、充分充電されれば3V以上の電圧で放電することができる。正極および負極におけるリチウムイオンの脱ドープ/ドープは可逆的に何回も繰り返して行われるので、安価な材料で長寿命の非水電解液二次電池が実現する。
請求項(抜粋):
正極と負極とリチウムイオンを含む非水電解液を有する二次電池において、前記正極の活物質材料が、組成式Li<SB>A</SB>T<SB>Y</SB>M<SB>Z</SB>O(但し、Tはチタンを主とする元素であり、Mはマンガンを主とする元素であって0.25<A≦0.28、0.25<Y≦0.31、0.16≦Z<0.25)で示されるリチウム含有チタンマンガン複合酸化物であることを特徴とする非水電解液二次電池。
IPC (3件):
H01M 4/02 ,  H01M 4/58 ,  H01M 10/40

前のページに戻る