特許
J-GLOBAL ID:200903021641081666

希土類焼結磁石および遷移金属系スクラップのリサイクル方法、GHz帯域対応電波吸収体用磁性体粉末および電波吸収体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-259282
公開番号(公開出願番号):特開2006-077264
出願日: 2004年09月07日
公開日(公表日): 2006年03月23日
要約:
【課題】 希土類磁石製造工程において生ずるスクラップ(希土類磁石の研磨過程において発生する切削屑など)のリサイクル法に関し、特に、携帯電波、自動料金支払システム、デジタル放送、室内の無線LAN等々で近年その使用量が増大しているGHz帯域のGHz帯域に電磁波吸収特性を有する磁性体粉末の製造方法及びこれを用いた電波吸収体の製造方法に関する。【解決手段】 希土類金属と遷移金属との金属間化合物から構成された希土類磁石の製造時に発生するスクラップを原料の一部として用いることで、原料コストを大幅に減少することができ、これまでの技術で作製されたFe金属をベースとする電波吸収材がFe金属の低い磁気異方性のために数GHzの電波にのみ吸収を示すのに対して、本発明では、上記スクラップより簡便なプロセスで分離回収されるFe金属とTiとを化合化させ、結晶磁気異方性を有せしめることにより、数GHz以上の電波に対して良好な吸収特性を有する電波吸収材の作製が可能となる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
Nd-Fe-B系希土類焼結磁石研削屑(スラッジ)に対する有効なリサイクル方法として、スラッジ粉末、磁性体中の磁性成分(主にFe)組成比調整のためのFe、CoおよびNi金属(以下M'金属という)と磁性体の構造形成成分であるAl、Si、Ti、Zr、NbおよびMo金属(以下M''金属という)のうち、少なくともそれぞれを一種以上とを原子比(スラッジに含まれるFeとM'金属との合計量/M''金属量)として3から60%で溶解し、該スラッジ中の希土類成分を主成分とする酸化物スラグと該スラグ中のFeとM'金属とM''金属とからなる合金または金属間化合物の融液とを形成せしめ、前者を希土類粗原料として再利用すると共に、後者をM'金属とM''金属とからなる合金または金属間化合物からなる磁性材料として再利用することを特徴とする再生技術。
IPC (8件):
C22B 7/00 ,  B22F 1/02 ,  B22F 3/00 ,  B22F 9/04 ,  C22B 9/16 ,  C22B 59/00 ,  H01F 41/02 ,  H01F 1/00
FI (10件):
C22B7/00 F ,  B22F1/02 G ,  B22F3/00 B ,  B22F9/04 A ,  B22F9/04 C ,  B22F9/04 E ,  C22B9/16 ,  C22B59/00 ,  H01F41/02 Z ,  H01F1/00 C
Fターム (42件):
4K001AA02 ,  4K001AA07 ,  4K001AA10 ,  4K001AA17 ,  4K001AA18 ,  4K001AA19 ,  4K001AA23 ,  4K001AA27 ,  4K001AA31 ,  4K001AA39 ,  4K001AA42 ,  4K001BA22 ,  4K001BA23 ,  4K001FA07 ,  4K001FA10 ,  4K001GA16 ,  4K001GA17 ,  4K017AA04 ,  4K017BA06 ,  4K017BB01 ,  4K017BB09 ,  4K017BB16 ,  4K017DA02 ,  4K017EA04 ,  4K017EK03 ,  4K017FB03 ,  4K017FB06 ,  4K018AA25 ,  4K018BA07 ,  4K018BA13 ,  4K018BC01 ,  4K018BC33 ,  4K018BD05 ,  4K018CA02 ,  4K018CA09 ,  4K018HA08 ,  4K018KA42 ,  5E040AA04 ,  5E040CA01 ,  5E040CA13 ,  5E040HB01 ,  5E040HB17
引用特許:
出願人引用 (2件)

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