特許
J-GLOBAL ID:200903021641238085

対面係合ファスナー部材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-071227
公開番号(公開出願番号):特開平8-266313
出願日: 1995年03月29日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】 基部と有頭突子との境界部分の応力集中による損傷を回避でき、しかも基部強度や係合力を容易に調整できる対面係合ファスナー部材を提供する。【構成】 対面係合ファスナー部材10は基部12と複数の有頭突子14とを備える。各有頭突子14は、基部12の主要面16から突出する脚部18と、脚部18の末端20に形成される頭部22とを備える。基部12は、主要面16と裏面24との間に延びる複数の貫通孔26を備える。複数の有頭突子14は、脚部18の基端28で基部12の貫通孔26にそれぞれ受容される。基部12の裏面24側に画成された凹部32、及び各有頭突子14の脚部18の外周面と基部12の各貫通孔26の壁面との間には、樹脂材料からなる結合部材34が配置される。結合部材34は、各有頭突子14を基部12に固定的に連結する。これにより基部12と有頭突子14との境界部分への応力集中が抑制される。
請求項(抜粋):
主要面及び該主要面の反対側の裏面を有した基部と、基端で該基部に連結される脚部及び該脚部の末端に連結される頭部を各々に備えて該基部の該主要面に離間配置で立設される複数の有頭突子とを具備した対面係合ファスナー部材において、前記基部は、前記主要面と前記裏面との間に延びる複数の貫通孔を備え、前記有頭突子は、前記脚部の前記基端が前記基部の前記貫通孔に受容され、該基端において、樹脂材料からなる結合部材により前記基部に固定的に連結されること、を特徴とする対面係合ファスナー部材。

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