特許
J-GLOBAL ID:200903021654634311

血液回路装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 島田 義勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-142425
公開番号(公開出願番号):特開平8-308924
出願日: 1995年05月18日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】 注射針を用いずに血液回路中から採血できる、或は血液回路中に薬液や点滴液等を注入できる血液回路装置を提供する。【構成】 採血部10Aまたは混注部10Bを、動脈側回路1Aまたは静脈側回路1Bを構成する2本のチューブ1a,1bが水密に連結された分岐部材11及びその分岐部材11に水密に連結された別のチューブ12とからなる分岐部と、そのチューブ12内の血液や薬液等の流通を遮断可能なクランプ13と、チューブ12の開口端12aを閉塞可能なキャップ14とを備えた構成とした。採血または薬液等の注入時には、チューブ12の開口端12aに、注射器本体6bの本来注射針の取り付けられる針取付筒部6cが接続される。【効果】 医療スタッフが誤って自分の手などに使用済みの注射針を刺してしまい、被透析者の罹っている病気に感染してしまうという事故が起こるのを未然に防ぐことができ、安全性に優れる。
請求項(抜粋):
血液が流れる血液回路から少なくとも一方向に分岐するとともに、該血液回路の外空間に臨んで開口して該血液回路内の血液の採取または該血液回路内への液体の注入に供せられる開口端を備えた分岐部と、該分岐部に設けられて同分岐部を血液または液体の流通が可能な流通状態とその流通が遮断された遮断状態とに切り換える切換手段と、前記開口端に設けられて、前記分岐部の内部空間と前記外空間とが連通された開放状態と同開口端を閉塞することにより該内部空間が前記外空間から隔絶された閉塞状態とに変換可能な閉塞手段とを備えたことを特徴とする血液回路装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-019228

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