特許
J-GLOBAL ID:200903021660446845

動力伝達機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-207649
公開番号(公開出願番号):特開2000-266153
出願日: 1999年07月22日
公開日(公表日): 2000年09月26日
要約:
【要約】【課題】動力伝達機構において、連結手段を構成するバネ材の繰り返し応力に対する機械的耐性の確保と、動力遮断動作の適時性とを両立させる。【解決手段】エンジンによってベルト駆動されるプーリ43と圧縮機とを連結解除可能に作動連結する動力伝達機構は、円弧状の板バネ材61,62と、圧縮機の駆動軸端部にボルト46で固定された受承部材50とを備える。各板バネ材の基端部はプーリ43のフランジ部(底壁)に固定されている。各板バネ材の先端部下面には係合凹部64が設けられている。板バネ材の先端部はその厚み方向のバネ弾性に抗して持ち上げられ、凹部64内に受承部材50の腕部52の先端を係入してプーリ43と圧縮機との作動連結を確保している。圧縮機側に過大な負荷が生ずると、凹部64から腕部52が外れ前記作動連結が解除される。
請求項(抜粋):
駆動源側の第1回転体と、被動機器側の第2回転体と、前記第1及び第2回転体を作動連結する一方で被動機器側の負荷の大きさに応じて両者の作動連結を解除可能な連結手段とを備えた動力伝達機構において、前記連結手段は、前記第1及び第2回転体の一方に設けられて厚みよりも幅が大きい偏平な形状のバネ材と、前記第1及び第2回転体の他方に設けられて前記バネ材に係合可能な係合部材とから構成されており、前記バネ材は、前記第1及び第2回転体の作動連結時において第1回転体から第2回転体への動力伝達が該バネ材の長さ方向又は幅方向に行われ、且つ、作動連結解除のための該バネ材の前記係合部材からの最初の離脱動作が該バネ材の厚み方向に行われるように配設されていることを特徴とする動力伝達機構。
IPC (2件):
F16H 35/10 ,  F16D 7/02
FI (3件):
F16H 35/10 G ,  F16H 35/10 D ,  F16D 7/02 F

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