特許
J-GLOBAL ID:200903021662975802

車両電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 富雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-177713
公開番号(公開出願番号):特開平11-011235
出願日: 1997年06月18日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】 2つの給電系統が系統間接続リレー21で接続されていると共に、交通信号等で一旦停止した時にはエンジン26を自動停止させ、再発進する時には自動始動するためのエンジン自動停止・始動装置用コントローラ20を具え、自動始動信号が系統間接続リレーを介して供給される車両電源装置において、給電電圧が所定値より低下するとリセットされる負荷13,14が属する第2給電系統2内のサブバッテリ40の寿命を長くすること。【解決手段】 サブバッテリは、直接接続されている負荷13に給電する他、バッテリリレー39を介して負荷14に給電する。しかし、負荷14への給電は、走行の一旦停止後のエンジン自動停止・始動装置用コントローラからの再始動指令期間のみ行う(この時、系統間接続リレー21がオンとされる)。そのため、サブバッテリより取り出される電流の大きさ及び頻度は従来より少なくなり、サブバッテリの寿命は長くなる
請求項(抜粋):
エンジンによって駆動される発電機と該発電機に並列に接続されたメインバッテリとを電源として車両一般負荷及びスタータへ給電すると共に、エンジン自動停止・始動装置用コントローラ及びスタータセーフティリレーを具えた第1給電系統と、サブバッテリを電源として含み電圧低下リセット負荷へ給電する第2給電系統と、メインバッテリの出力側に接続されている第1バッテリリレーとサブバッテリの出力側に接続されている第2バッテリリレーとの間に、第2バッテリリレーへ向かう向きに接続された第1のダイオードと、該第1バッテリリレーと前記電圧低下リセット負荷の一部との間に、該電圧低下リセット負荷の一部へ向かう向きに接続された第2のダイオードと、前記第1,第2のダイオードのカソード間に接続された第1の常開接点と、前記第1バッテリリレーと前記スタータセーフティリレーとの間に接続された第2の常開接点とを有し、前記エンジン自動停止・始動装置用コントローラからの指令による始動時に付勢される系統間接続リレーとを具えたことを特徴とする車両電源装置。

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