特許
J-GLOBAL ID:200903021665032674
イオンチャンネルタンパク質バイオセンサー
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
中島 淳
, 加藤 和詳
, 西元 勝一
, 福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-105188
公開番号(公開出願番号):特開2009-156572
出願日: 2006年04月06日
公開日(公表日): 2009年07月16日
要約:
【課題】細胞中のイオンチャンネル活性測定用基板型バッチクランプ素子とその形成方法を提供する。【解決手段】実質的平面SOI基板に極細孔を貫通させ、その極細孔の入り口付近に細胞膜を配置し、細胞膜と極細孔および導電性液を介して電極を設け、その電極間の電流を取り出せる平面基板型パッチクランプ素子の提供により、細胞膜中のイオンチャンネルタンパク質の活性度を高い応答性をもって測定できる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
第一シリコン層/絶縁膜/第二シリコン層と積層されている実質的に平面のSOI構造を持つ基板と、
第一シリコン層上のおかれた第一の、導電性液体を保持するための液溜部
第一液溜部におかれた導電性液体とこの液体と電通状態を保っておかれた上部電極、
第二シリコン層上のおかれた第二の、導電性液体を保持するための液溜部
第二液溜部におかれた導電性液体とこの液体と電通状態を保っておかれた上部電極、
を有し、
第一シリコン層の表面から絶縁膜まで極細孔が貫通し、絶縁膜と第二シリコン層とが接している位置から極細孔より開口面積の大きい細孔となり、その細孔が第二シリコン層の表面まで貫通しており、
この極細孔のまわりの第一シリコン層表面に細胞膜が固着され、
この細胞膜は、それのイオンチャンネル部分が極細孔の入り口付近に存在するように配置されおり、
第一シリコン側の導電性液体と第二シリコン側のそれとは上記極細孔と細孔を通して且つイオンチャンネルを間にして連通しており、
前記イオンチャンネルの開閉に応じて、上部電極と下部電極が電気的にそれぞれ連通遮断することを特徴とするイオンチャンネル活性測定用平面基板型パッチクランプ素子。
IPC (4件):
G01N 27/416
, G01N 27/07
, G01N 27/327
, G01N 27/28
FI (4件):
G01N27/46 336M
, G01N27/07
, G01N27/30 351
, G01N27/28 M
Fターム (11件):
2G060AA05
, 2G060AE40
, 2G060AG15
, 4B029AA07
, 4B029AA21
, 4B029BB11
, 4B029CC02
, 4B029CC03
, 4B029FA12
, 4B029FA13
, 4B029FA15
引用特許:
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