特許
J-GLOBAL ID:200903021671547082

オーディオ信号符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 鈴江 武彦 ,  村松 貞男 ,  坪井 淳 ,  橋本 良郎 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  河井 将次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-179424
公開番号(公開出願番号):特開2004-021153
出願日: 2002年06月20日
公開日(公表日): 2004年01月22日
要約:
【課題】量子化符号化制御におけるループ制御の処理量を低減することができ、これにより高速で符号化を行うことを可能とする。【解決手段】代表値算出部4は、各分割周波数帯域に含まれる前記周波数変換係数に関する所定の代表値を算出する。初期値算出部7は、代表値算出部4により算出される代表値を分割周波数帯域毎に正規化する際に正規化後の係数が目標符号量および信号対マスク比に基づいて得られる所定の量子化係数となるような分割帯域スケーリング係数および前記全帯域スケーリング係数をそれぞれの初期値として算出する。スケーリング部8は、初期には初期値算出部7により算出された分割帯域スケーリング係数および前記全帯域スケーリング係数のそれぞれの初期値を用いてスケーリングを行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
オーディオ信号を所定のブロックサイズ毎にそれぞれ直交変換して周波数変換係数を求める直交変換手段と、 この直交変換手段により求められた前記周波数変換係数を複数の分割周波数帯域に分け、各分割周波数帯域の信号レベルに対するマスキングレベルの比となる信号対マスク比を求める算出手段と、 前記直交変換手段により求められた前記周波数変換係数を前記分割周波数帯域毎の分割帯域スケーリング係数および全帯域共通の全帯域スケーリング係数に基づいてスケーリングするスケーリング手段と、 このスケーリング手段によりスケーリングされた後の前記周波数変換係数を量子化する量子化手段と、 この量子化手段により量子化された後の前記周波数変換係数を所定の符号化方式で符号化する符号化手段と、 前記分割周波数帯域のそれぞれに関して、各分割周波数帯域に含まれる前記周波数変換係数に関する所定の代表値を選定する選定手段と、 この選定手段により選定された前記代表値を前記分割周波数帯域毎に正規化する際に正規化後の係数が目標符号量および前記信号対マスク比に基づいて得られる所定の量子化係数となるような前記分割帯域スケーリング係数および前記全帯域スケーリング係数をそれぞれ求め、これらを前記分割帯域スケーリング係数の初期値および前記全帯域スケーリング係数の初期値に定める決定手段と、 前記スケーリング手段が使用する前記分割帯域スケーリング係数および前記全帯域スケーリング係数を、所定の単位期間の開始時には前記決定手段により定められたそれぞれの初期値に設定し、以降、前記量子化手段により量子化された後の周波数変換係数の前記分割周波数帯域毎の量子化雑音が前記信号対マスク比に基づいて定まる許容雑音レベル以下で、かつ発生符号量が前記目標符号量以下となるまで、前記スケーリング手段が使用する前記分割帯域スケーリング係数あるいは前記全帯域スケーリング係数を更新するスケーリング制御手段とを具備したオーディオ信号符号化装置。
IPC (2件):
G10L19/00 ,  H03M7/30
FI (3件):
G10L9/18 A ,  H03M7/30 A ,  G10L9/18 M
Fターム (9件):
5D045DA20 ,  5J064AA03 ,  5J064BA16 ,  5J064BC11 ,  5J064BC14 ,  5J064BC16 ,  5J064BC25 ,  5J064BC29 ,  5J064BD01

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