特許
J-GLOBAL ID:200903021682180741

アナログ・アレイにおいて漏れ電流を相殺する回路および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本城 雅則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-246996
公開番号(公開出願番号):特開平8-088520
出願日: 1995年09月01日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【課題】 増幅器の入力端子に侵入する漏れ電流防止回路を提供すること。【解決手段】 プログラム可能なアナログ・アレイ・セル(10)は、増幅器(14)のフィード・フォーワードおよびフィード・バック経路において、インピーダンス値をプログラムするインピーダンス・ブロック(12,18,22,24)を用いて、アレイ全体の機能を設定する。スイッチ(34,38,42,46)は、増幅器の入力に流れ込む漏れ電流を誘発し、出力電圧にドリフトを生じさせる。補償回路(28)は、漏れ電流とは反対極性の補償電流を、同じ増幅器の入力に供給し、その影響を相殺する。漏れ電流と同一極性を有する補償電流を、増幅器の反対側の入力に供給して、その影響を相殺する。トランジスタ(50,52)のサイズは、スイッチング回路内の同様の半導体素子の全拡散領域の半分に決められる。
請求項(抜粋):
アナログ回路であって:第1および第2入力、ならびに出力を有する増幅器(14)であって、前記第1入力は第1入力信号を受信するように結合され、前記出力は出力信号を発生する前記増幅器;第2入力信号が印加される端子と、前記増幅器の前記第2入力との間に結合され、プログラム可能なインピーダンスを与える回路手段(12,18,22,24)であって、前記プログラム可能なインピーダンスを制御するための複数のスイッチを含む前記回路手段;および前記増幅器の前記第2入力に結合され、前記回路手段から前記増幅器の前記第2入力への漏れ電流を相殺し、前記増幅器の前記出力信号におけるドリフトを防止する補償電流を発生する補償回路(28,30);から成ることを特徴とするアナログ回路。

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