特許
J-GLOBAL ID:200903021695095760

インバータ駆動用直流過電流検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-104500
公開番号(公開出願番号):特開平6-319267
出願日: 1993年04月30日
公開日(公表日): 1994年11月15日
要約:
【要約】【目的】 GTOサイリスタ等のスイッチング素子からなるインバータ回路における過電流の検出レベルを、スイッチング素子の通常スイッチング電流のピーク値に近いレベルまで下げたインバータ駆動用直流過電流検出装置の提供。【構成】 スナバ回路7aが並列接続されたGTOサイリスタ5aを有するインバータ回路に流れる電流を直流電流検出器21で検出し、過電流判定回路22で過電流と判定すると、その出力でGTOサイリスタ5aをオフさせる装置で、過電流判定回路22が過電流を検出した時点から一定時間だけ作動して過電流判定回路22の出力を遮断するマスキング回路23を過電流判定回路22に付設する。マスキング回路23は、GTOサイリスタ5aのオン時にスナバ回路7aに流れる充電電流が過電流検出に関与しないだけの時間帯で過電流判定回路22の出力を遮断して、過電流検出の電流レベルを下げることを可能とする。
請求項(抜粋):
それぞれにスナバ回路が並列接続、及び又は、還流ダイオードが逆並列接続された一対のスイッチング素子の直列回路のスイッチング素子接続点に負荷を接続して、前記直列回路を直流電源に限流リアクトルを介して接続したインバータ回路における直流過電流検出装置であって、前記インバータ回路に流れる電流を検出する直流電流検出器と、この直流電流検出器で検出した電流がスイッチング素子の正常なときの通常スイッチング電流を超える所定レベル以上の過電流と判定すると、インバータ回路の全スイッチング素子をオフにする過電流検出信号を出力する過電流判定回路と、この過電流判定回路が過電流を検出した時点から一定時間だけ作動して、過電流判定回路の過電流検出信号出力を遮断し、過電流判定回路を不応動状態と同等にするマスキング回路と、を備えたことを特徴とするインバータ駆動用直流過電流検出装置。
IPC (5件):
H02M 7/515 ,  G05F 1/10 304 ,  H02H 7/122 ,  H02M 1/00 ,  H02M 7/537
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平3-270677
  • 特開昭59-092779
  • 特開昭59-113717
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