特許
J-GLOBAL ID:200903021705289517

循環式処理槽

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 板垣 孝夫 ,  森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-102364
公開番号(公開出願番号):特開2004-305884
出願日: 2003年04月07日
公開日(公表日): 2004年11月04日
要約:
【課題】循環流の流量を最適な値に調節することが可能であり、槽内の水位の変動に追随して循環流の流量をほぼ所定量に保つことができる循環式処理槽を提供する。【解決手段】曝気によって発生する上向流が仕切壁2の上方を越流して硝化室3から脱窒室4へ流込むと共に、脱窒室4内の汚水Wが連通口9を通って硝化室3内へ流込む循環式処理槽1であって、仕切壁2に隣接して、硝化室3内の汚水Wに対する越流高さを調節する昇降自在な可動堰21が設けられ、可動堰21は、硝化室3内の上向流を水面付近で仕切壁2の上方へ導く越流調節板21bを有している。可動堰21には、水面高さに応じて可動堰21を昇降させる浮体22が設けられ、越流調節板21b上を汚水Wが越流する際の越流調節板21bの没入深さが可動堰21の重量と浮体22の浮力とのバランスによって調節される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
槽内に仕切壁を隔てて一方の室と他方の室とが形成され、これら両方の室が液面下で連通口を介して連通し、一方の室内に、下部から曝気用空気を噴出する曝気装置が設けられ、曝気によって発生する上向流が上記仕切壁の上方を越流して一方の室から他方の室へ流れ込むとともに、他方の室内の槽内混合液が連通口を通って一方の室内へ流れ込んで、一方の室と他方の室との間で槽内混合液が循環する循環式処理槽であって、 上記仕切壁に隣接して、一方の室内の槽内混合液に対する越流高さを調節する昇降自在な可動堰が設けられ、上記可動堰に、一方の室内の液面の高さに応じて可動堰を昇降させる浮体が設けられ、上記可動堰は一方の室内の上向流を液面付近で仕切壁の上方へ導く越流調節板を有し、一方の室内の槽内混合液が越流調節板上を越流する際の越流調節板の没入深さが可動堰の重量と浮体の浮力とのバランスによって調節されることを特徴とする循環式処理槽。
IPC (1件):
C02F3/34
FI (2件):
C02F3/34 101B ,  C02F3/34
Fターム (6件):
4D040BB04 ,  4D040BB05 ,  4D040BB56 ,  4D040BB57 ,  4D040BB65 ,  4D040BB91

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