特許
J-GLOBAL ID:200903021705943950

水中又は水浜の環境改善方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苫米地 正敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-190205
公開番号(公開出願番号):特開2003-158946
出願日: 2002年06月28日
公開日(公表日): 2003年06月03日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 磯焼けの防止、赤潮の発生防止、藻場の造成や海藻成育環境の修復などに優れた効果が得られる水中の環境改善方法を提供する。【解決手段】 水中にケイ酸塩イオン放出源として、空気の吹き込み又は空気と水蒸気の吹き込みによるエージング処理を施した高炉水砕スラグを設置することを特徴とする。高炉水砕スラグはケイ酸塩イオンの溶出性に優れているため、高炉水砕スラグから水中に放出されるケイ酸塩イオンが珪藻類を増殖させ、その結果として磯焼けや赤潮の発生が抑えられ、また青潮発生の原因となる硫化水素の発生や海水の富栄養化も抑制される。また、高炉水砕スラグには特定のエージング処理を施してあるため、スラグ粒子表面のSが酸化されるとともに、スラグ粒子表面に上記Sの酸化物を取り込んだ中性化された水和物皮膜が形成され、これにより沈設初期におけるスラグからのSの溶出やスラグ粒子周囲の水のpH上昇も抑制される。
請求項(抜粋):
水中にケイ酸塩イオン放出源として、酸素含有ガスの吹き込み又は酸素含有ガスと水蒸気の吹き込みによるエージング処理を施した高炉水砕スラグを設置することを特徴とする水中の環境改善方法。
IPC (4件):
A01K 61/00 ,  C04B 5/06 ,  C04B 18/14 ,  C04B 28/10
FI (4件):
A01K 61/00 Z ,  C04B 5/06 ,  C04B 18/14 Z ,  C04B 28/10
Fターム (7件):
2B104BA13 ,  2B104CA01 ,  2B104FA20 ,  4G012JL01 ,  4G012JM01 ,  4G012JM02 ,  4G012PA29

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