特許
J-GLOBAL ID:200903021707263779

スイッチングレギュレータ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-284818
公開番号(公開出願番号):特開平8-149822
出願日: 1994年11月18日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 軽負荷時,定格負荷時共に高調波電流成分の低減が可能なスイッチングレギュレータを提供する。【構成】 第2の直流出力に制御回路が接続され、常に一定な負荷電流が流れている。交流電源と1次平滑コンデンサC0間のチョークコイルL3により、充電ピーク電流が抑圧され、高調波電流成分は大幅に緩和される。第1の直流出力に接続の駆動回路が動作すると、負荷電流は増加して抵抗R14の両端電圧も増加しトランジスタQ2が導通状態になる。その結果、ホトカプラPC3により、トランスT1の2次巻線N4の誘起電力が、トライアックTRIを導通状態としてチョークコイルL3,パワーサーミスタPTHの電流をバイパスする。バイパスされることにより、高調波電流は一時的に増加するが、駆動回路の動作比率は非常に低く高調波電流による障害発生の恐れはなく、またチョークコイルL3に電流は流れないので、定格電流値は小さくできる。
請求項(抜粋):
交流電源から入力する交流電力を整流平滑を行う整流平滑手段により得られた1次直流電力を1次,2次巻線を備えたトランスの1次巻線とスイッチング素子との直列回路に入力し、前記スイッチング素子をオン・オフすることにより前記トランスの2次巻線に誘起される電力を整流平滑して得られた直流出力電圧を基準電圧と比較した結果に応じて、パルス幅を制御された駆動パルスで前記スイッチング素子をオン・オフすることにより前記直流出力を安定化させるスイッチング電源において、前記交流電源と前記整流平滑手段間または前記整流平滑手段と前記トランスの1次巻線間に接続される第1のチョークコイルと自己発熱によりその抵抗値を下げるサーミスタとの直列回路をなす高調波抑制手段と、さらに該高調波抑制手段と並列にバイパススイッチを設けスイッチング電源の出力電流が所定値に達したとき前記バイパススイッチを導通させることを特徴とするスイッチングレギュレータ。
IPC (2件):
H02M 7/217 ,  H02M 3/28

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