特許
J-GLOBAL ID:200903021710034870

向上したオ-バサンプリングシグマ-デルタ変調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 忠雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-008503
公開番号(公開出願番号):特開2000-216680
出願日: 1999年01月14日
公開日(公表日): 2000年08月04日
要約:
【要約】【課題】入力信号周波数よりも十分に高いサンプリング周波数を有するオーバサンプリングシグマ-デルタ変調器を提供すること。【解決手段】最近開発されたMASH(多段ノイズ整形)アーキテクチャに基づいた、向上したアーキテクチャ(アーキテクチャ及び回路の再使用のための時分割の概念を用いたユニMASH)により課題を解決する。ユニMASHアーキテクチャを有するオーバサンプリングシグマ-デルタ変調器では、MASHアーキテクチャにおいて使用される多段積分器、ディジタル-アナログ変換器及び量子化器の代わりに単一段時間及びコンデンサ積分器を使用する。ユニMASHは、MASHの長所である優れた安定性と高次ノイズ整形率を保持している。
請求項(抜粋):
入力端子信号と帰還信号との間の差を積分する並列のN個の積分器(但し、Nは2以上の整数である)と;前記N個の積分器の各々からの出力を量子化する量子化器と;前記量子化器からの出力を前記帰還信号に変換する手段と;前記量子化器が前記N個の積分器のうちの(n-1)番目の積分器(但し、nは2〜Nの整数)からの出力を量子化するとき、前記量子化器により発生する(n-1)番目の量子化誤差を検出する手段であって、前記N個の積分器のうちの第一番目の積分器の出力を前記量子化器により量子化するときには第一ループ出力信号を前記量子化器の出力端子で発生させ、前記N個の積分器のうちのn番目の積分器の出力を前記量子化器により量子化するときにはn番目のループ出力信号を前記量子化器の出力端子で発生させ;入力信号を前記入力端子信号として前記第一積分器に選択的に供給するか、前記(n-1)番目の量子化誤差を前記入力端子信号として前記n番目の積分器に選択的に供給する第一スイッチと;前記第一ループ出力信号を遅延回路に選択的に供給するか、前記n番目のループ出力信号を、前記第一〜(n-1)番目の積分器の伝達関数の積の逆数の伝達関数を有するn番目の微分器に選択的に供給する第二スイッチと;前記微分器からの出力を前記遅延回路からの前記第一ループ出力信号に加算する加算手段と;前記入力信号及び前記(n-1)番目の量子化誤差が順次前記第一積分器及び前記n番目の積分器に供給され、前記第一ループ出力信号及び前記n番目のループ出力信号が順次前記遅延回路及び前記n番目の微分器に供給されるように、前記第一スイッチ及び前記第二スイッチを制御するスイッチ制御手段と、を含んでなることを特徴とする、入力シグマ周波数よりも十分に高いサンプリング周波数を有するオーバサンプリング変換器。
Fターム (9件):
5J064BA03 ,  5J064BA06 ,  5J064BB02 ,  5J064BB07 ,  5J064BC07 ,  5J064BC08 ,  5J064BC10 ,  5J064BC16 ,  5J064BC25

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