特許
J-GLOBAL ID:200903021714053305

電池の高率放電を可能とする水素吸蔵合金

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-044290
公開番号(公開出願番号):特開2000-239768
出願日: 1999年02月23日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】 電池の高率放電(高出力)を可能ならしめる水素吸蔵合金を提供する。【解決手段】 水素吸蔵合金を、重量%で、La、Ce、Pr、およびNdを主体とする希土類元素:32〜38%、Co:0.1〜17%、Al:0.1〜3.5%、Mn:0.5〜10%、水素:0.005〜0.2%、ほう素、炭素、および窒素のうちの1種または2種以上:0.01〜0.1%、を含有し、さらに必要に応じて、Ti、Zr、Hf、V、Mg、Ca、Si、Ba、およびYのうちの1種または2種以上からなる活性元素:0.1〜1%、を含有し、残りがNiと不可避不純物からなる全体組成、並びにCaCu5 型結晶構造を有する金属間化合物からなる素地に、(a)Ce2 Ni7 型結晶構造を有する金属間化合物、(b)希土類元素水素化物、または希土類元素水素化物と活性元素水素化物からなる金属水素化物、(c)金属ほう化物、金属炭化物、および金属窒化物のうちの1種または2種以上からなる析出化合物、以上(a)〜(c)が分散分布した組織、を有するNi基合金で構成してなる。
請求項(抜粋):
重量%で、La、Ce、Pr、およびNdを主体とする希土類元素:32〜38%、Co:0.1〜17%、 Al:0.1〜3.5%、Mn:0.5〜10%、 水素:0.005〜0.2%、ほう素、炭素、および窒素のうちの1種または2種以上:0.01〜0.1%、を含有し、残りがNiと不可避不純物からなる全体組成、並びにCaCu5 型結晶構造を有する金属間化合物からなる素地に、(a)Ce2 Ni7 型結晶構造を有する金属間化合物、(b)希土類元素水素化物からなる金属水素化物、(c)金属ほう化物、金属炭化物、および金属窒化物のうちの1種または2種以上からなる析出化合物、以上(a)〜(c)が分散分布した組織、を有するNi基合金で構成したことを特徴とする電池の高率放電を可能とする水素吸蔵合金。
IPC (2件):
C22C 19/00 ,  H01M 4/38
FI (2件):
C22C 19/00 F ,  H01M 4/38 A
Fターム (6件):
5H003AA01 ,  5H003AA04 ,  5H003BB02 ,  5H003BB04 ,  5H003BC06 ,  5H003BD04

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