特許

J-GLOBAL ID：200903021722730855

音響式液面検出装置

発明者： 島崎 義之 ,  田中 誠三 ,  一宮 亮一 ,  坂本 秀一
出願人/特許権者： 日本精機株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-187973
公開番号（公開出願番号）：特開平9-015020
出願日： 1995年06月30日
公開日（公表日）： 1997年01月17日
要約：

【要約】【目的】 容器の形状に関わらず適用することができ、1対の音源とマイクロホンにより液面高さを検出することができる音響式液面検出装置を提供する。【構成】 音源14は音波を発する。測定室16には音源14が設けられる。ヘルムホルツ共鳴器17,18は測定室16の下方に設けられる。ヘルムホルツ共鳴器17,18は測定室16に連通する頚部21,22を有する。ヘルムホルツ共鳴器17,18は液面高さH1,H2に応じて変化する筒19,20内の空洞体積V1,V2に従って各々異なる周波数で共鳴する。マイクロホン15は測定室16内の音波を計測する。反共鳴周波数検出回路23マイクロホン15に接続され音波の音圧が極小となる反共鳴周波数f1,f2を検出する。マイコン24は反共鳴周波数f1,f2に基づいて液面高さH1,H2を演算する。

請求項（抜粋）：

音波を発する音源と、前記音源が設けられた測定室と、前記測定室の下方に設けられ前記測定室に連通する頚部を有し液面高さに応じて変化する筒内の空洞体積に従って各々異なる周波数で共鳴する2以上のN個のヘルムホルツ共鳴器と、前記測定室内の前記音波を計測するマイクロホンと、前記マイクロホンにより計測された前記音波の音圧が極小となるN個の反共鳴周波数を検出する反共鳴周波数検出部と、前記反共鳴周波数に基づいて前記液面高さを演算する演算処理部と、からなることを特徴とする音響式液面検出装置。