特許
J-GLOBAL ID:200903021729110879

新規なポリエステルおよびポリエステルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-032324
公開番号(公開出願番号):特開平11-310629
出願日: 1999年02月10日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 ガスバリヤー性、透明性および耐熱性に優れ、かつアセトアルデヒドの発生が少ないポリエステルを提供する。【解決手段】 (i)テレフタル酸から誘導される構成単位が40〜99.5重量%、ナフタレンジカルボン酸から誘導される構成単位が0.5〜60重量%、イソフタル酸から誘導される構成単位が0〜25重量%の範囲にあり、 (ii)エチレングリコールから誘導される構成単位が95〜100重量%、ポリアルキレングリコール構成単位が0〜5重量%の範囲にあり、極限粘度が0.5〜1.5dl/gの範囲にあり、示差走査熱量計によって測定される融点(Tm(°C))が、一般式 [1/527-0.0017・ln(1-(m<SB>I</SB>+m<SB>N</SB>)/200)]<SP>-1</SP>-273<Tm≦254を満足し、<SP>1</SP>H-NMRによって測定されるナフタレンジカルボン酸-エチレングリコール-テレフタル酸の順で連結した構成単位の量(L<SB>NET</SB>(モル%))が一般式L<SB>NET</SB> ≧0.5×m<SB>N</SB>を満足することを特徴とするポリエステル。
請求項(抜粋):
テレフタル酸およびナフタレンジカルボン酸を構成単位とするジカルボン酸構成単位と、エチレングリコールを構成単位とするジオール構成単位とからなるポリエステルであり、(i)全ジカルボン酸構成単位に対して、テレフタル酸から誘導される構成単位が40〜99.5重量%の範囲にあり、ナフタレンジカルボン酸から誘導される構成単位が0.5〜60重量%の範囲にあり、イソフタル酸から誘導される構成単位が0〜25重量%の範囲にあり、(ii)全ジオール構成単位に対して、エチレングリコールから誘導される構成単位が95〜100重量%の範囲にあり、炭素数2〜10のアルキレンオキサイド鎖を有するポリアルキレングリコール構成単位が0〜5重量%の範囲にあり、極限粘度が0.5〜1.5dl/gの範囲にあり、示差走査熱量計によって測定される融点(Tm(°C))が、下記一般式[I]を満足し、 [1/527-0.0017・ln(1-(m<SB>I</SB>+m<SB>N</SB>)/200)]<SP>-1</SP>-273<Tm≦254 ...[I](式中、m<SB>I</SB>は全ジカルボン酸構成単位中におけるイソフタル酸から誘導される構成単位の割合(モル%)であり、m<SB>N</SB>は全ジカルボン酸構成単位中におけるナフタレンジカルボン酸から誘導される構成単位の割合(モル%)を示す。)<SP>1</SP>H-NMRによって測定されるナフタレンジカルボン酸-エチレングリコール-テレフタル酸の順で連結した構成単位の量(L<SB>NET</SB>(モル%))が、下記一般式[II]L<SB>NET</SB> ≧0.5×m<SB>N</SB> ...[II](式中、m<SB>N</SB>は全ジカルボン酸構成単位中におけるナフタレンジカルボン酸から誘導される構成単位の割合(モル%)を示す。)を満足することを特徴とするポリエステル。
IPC (4件):
C08G 63/80 ,  C08G 63/183 ,  C08G 63/189 ,  C08G 63/672
FI (4件):
C08G 63/80 ,  C08G 63/183 ,  C08G 63/189 ,  C08G 63/672
引用特許:
審査官引用 (4件)
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