特許
J-GLOBAL ID:200903021734530053

液晶プロジェクタにおける液晶パネルのアライメント調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川野 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-254912
公開番号(公開出願番号):特開平8-122599
出願日: 1994年10月20日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【目的】 液晶パネルのアライメント調整機構を、液晶プロジェクタ組込み式ではなく調整治具方式としたアライメント調整方法において、調整治具と液晶パネル保持部材とを所定の係合関係にしてその相互作用によりアライメント調整を行うようにすることにより、液晶プロジェクタとしての耐環境性能的な信頼性を確保した上で、アライメント調整機構を小型軽量かつ安価なものとする。【構成】 液晶パネル保持板14の長孔24と調整治具28の回動機構32のピン40、液晶パネル保持板14の1対のピン26と調整治具28の1対の上下動機構34の凹溝52、を各々挿入嵌合する。この状態で、回動機構32および各上下動機構34のネジ調整を行うことにより、液晶パネル保持板14を据付用ブラケット20に対して光軸直交平面内で上下(X)、左右(Y)および回転(θ)方向に位置調整する。
請求項(抜粋):
所定の色光の光路内に該色光用の画像を透過形成するための液晶パネルが配置された液晶プロジェクタにおいて、前記液晶パネルを保持する液晶パネル保持板を据付用ブラケットに対して光軸直交平面内で上下、左右および回転方向に位置調整するアライメント調整方法であって、前記液晶パネル保持板に、上下方向に延びる長孔を形成しておくとともに前記光軸方向に延びる左右1対の第1のピンを設けておく一方、前記光軸方向に延びる第2のピンを有し、この第2のピンをネジ調整により該第2のピンの軸線と平行な軸線まわりに回動させるように構成された回動機構と、左右方向に延びる凹溝が形成されたブロック部材を有し、このブロック部材をネジ調整により上下動させるように構成された左右1対の上下動機構と、からなる調整治具を準備しておき、前記調整治具を前記据付用ブラケットに固定した後、前記調整治具に前記液晶パネル保持板を、前記長孔と前記第2のピンとが挿入嵌合されるとともに前記各第1のピンと前記各凹溝とが挿入嵌合されるようにして取り付け、次に、前記回動機構のネジ調整により前記左右方向の位置調整を行うとともに前記各上下動機構のネジ調整により前記上下および回転方向の位置調整を行い、これら位置調整が完了した状態で、前記液晶パネル保持板を前記据付用ブラケットに固定し、その後、前記調整治具の前記据付用ブラケットへの固定を解除する、ことを特徴とする液晶プロジェクタにおける液晶パネルのアライメント調整方法。
IPC (3件):
G02B 7/00 ,  G02F 1/13 505 ,  G03B 33/12

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