特許
J-GLOBAL ID:200903021736033545

走査光学装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 静夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-043471
公開番号(公開出願番号):特開平10-239614
出願日: 1997年02月27日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】小型,軽量で、しかも描画表示の精細度が高く、射出瞳径が大きくて見やすいヘッドマウントディスプレイ等を実現するための、走査光学装置を提供する。【解決手段】走査ミラー1は、透明基板4上にコレステリック液晶3を形成した構造となっている。このコレステリック液晶3は、右回りの円偏光を透過し、左回りの円偏光を反射するように構成されている。走査ミラー2は通常の反射ミラーである。矢印Aで示すように右回りの円偏光が入射すると、その入射光線は走査ミラー1を透過し、走査ミラー2で反射されて左回りの円偏光となる。これが走査ミラー1で左回りの状態を保ったまま反射され、再び走査ミラー2で反射されて右回りの円偏光となる。そして、走査ミラー1を透過して射出する。
請求項(抜粋):
光源から射出された光束を偏向器で偏向して被走査面上を走査する走査光学装置において、前記偏向器は、第1方向の偏光を透過し、第2方向の偏光を反射する第1の走査ミラーと、偏光方向に拘らず反射を行う第2の走査ミラーとを有し、前記第1方向の偏光である前記光束は、前記第1の走査ミラーを透過して前記第2の走査ミラーに反射され、前記第2方向の偏光となって前記第1の走査ミラーに反射され、前記第2の偏光のまま再び前記第2の走査ミラーに反射され、前記第1方向の偏光となって前記第1の走査ミラーを透過して射出する事を特徴とする走査光学装置。

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