特許
J-GLOBAL ID:200903021737178270

車両用交流発電機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-086619
公開番号(公開出願番号):特開平11-164518
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】ブラシホルダ、ICレギュレータ、コネクタケース等が搭載される限られたスペ-ス内にて、他部品の冷却性を損なうことなしに整流用ダイオードなどの整流素子の冷却フィンの面積を拡大してその冷却性向上を達成した車両用交流発電機を提供すること。【解決手段】整流装置5は、整流素子513、514を保持して最終的にリアフレーム42に固定される冷却フィン511、512をもち、冷却フィン511、512は、円環の一部が切り欠かれて分離したC字形状を有してブラシホルダ6、コネクタケース8、ICレギュレータ7が配置される切り欠き部52を有し、この冷却フィン511、512の切り欠き部52の周方向幅は、ブラシ収納部62の周方向幅の1.3〜3倍に設定される。切り欠き部52を通じて整流素子513、514を迂回する冷却風の流れを減らせるとともに、この切り欠き部52に各種電気部品を設けることができるので、整流素子513、514の冷却性の向上及び構成のコンパクト化を実現できる。
請求項(抜粋):
発電電力を整流するための複数の素子を保持してフレームに固定される冷却フィンと、回転子に励磁電流を供給するためのブラシを保持するブラシ収納部をもつブラシホルダと、車両との間で電気信号を授受するための端子をもつコネクタケースと、出力電圧調整用のレギュレータとを有する車両用交流発電機において、前記冷却フィンは、周方向両端部同士が切り欠き部を挟んで周方向に対面する切り欠き輪板形状を有するとともに回転軸を囲んで略軸直角面内に延設され、前記ブラシ収納部、レギュレータ及びコネクタケースは、前記ブラシ収納部が前記冷却フィンに接しない状態で前記切り欠き部内に配置され、前記切り欠き部は、冷却風が前記ブラシ収納部に接しつつ軸方向に流れる冷却通路を有し、前記切り欠き部の周方向幅は、前記ブラシ収納部の周方向幅の1.3〜3倍に設定されていることを特徴とする車両用交流発電機。
IPC (3件):
H02K 9/02 ,  H02K 19/36 ,  H02K 9/06
FI (3件):
H02K 9/02 B ,  H02K 19/36 A ,  H02K 9/06 C

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