特許
J-GLOBAL ID:200903021737620797

通気部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 鎌田 耕一 ,  黒田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-333394
公開番号(公開出願番号):特開2007-141629
出願日: 2005年11月17日
公開日(公表日): 2007年06月07日
要約:
【課題】いかなる方向から向かってくる異物に対しても、通気膜が直接的な衝撃を受けにくく、尚かつ、そうした異物が内部に滞留しにくい通気部材を提供する。【解決手段】本発明の通気部材1は、貫通孔3が形成された支持体2と、支持体2の貫通孔3を塞ぐ通気膜6と、通気膜6を覆うカバー部品10とを備えている。カバー部品10の天井部11に通気孔10aが形成され、側壁部12に切り欠き10bが形成されている。これら通気孔10a及び切り欠き10bがカバー部品10の内外の通気経路として機能する。通気孔10aは、軸方向において、通気膜6の通気領域と重なり合わない位置関係となっている。さらに、カバー部品10の側壁部12は、通気膜6が配置されている位置よりも軸方向の下側まで延びて、通気膜6を周方向の全域にわたって保護している。通気膜6は、軸方向の上側に凸の台地状部14に配置されている。【選択図】図3
請求項(抜粋):
換気を行うべき筐体に取り付けられる通気部材であって、 前記筐体の内外の通気経路となる貫通孔を有する支持体と、前記貫通孔の一方の開口を塞ぐように前記支持体上に配置された通気膜と、前記通気膜が配置されている側から前記支持体を覆うカバー部品とを備え、 前記通気膜の厚さ方向に平行な方向を軸方向とし、その軸方向に関して前記筐体の外部側を上側、前記筐体の内部側を下側と定義したとき、 前記支持体は、前記軸方向の上側に凸の台地状部を含み、その台地状部に前記貫通孔が開口して前記通気膜が配置されており、 前記カバー部品は、前記通気膜と向かい合う天井部と、その天井部の周縁から軸方向の下側に延びる側壁部とを含み、前記天井部には前記軸方向に関して前記通気膜の通気領域と重なり合うことのない位置関係となるように、当該カバー部品の内外を連通する通気孔が形成され、前記支持体との間に当該カバー部品の内外を連通する隙間を確保しつつ、前記側壁部が前記通気膜の配置されている位置よりも前記軸方向の下側まで延び、前記通気膜を周方向の全域にわたって保護している、通気部材。
IPC (2件):
F21V 31/03 ,  B60R 16/02
FI (2件):
F21M7/00 N ,  B60R16/02 610C
Fターム (8件):
3K042AA01 ,  3K042AA12 ,  3K042AB02 ,  3K042CC06 ,  3K243AA01 ,  3K243AA12 ,  3K243AB02 ,  3K243CC06
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る