特許
J-GLOBAL ID:200903021739268390
空調装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-314931
公開番号(公開出願番号):特開平6-156060
出願日: 1992年11月25日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【目的】 異臭を含んだ空調風が吹き出される事態を確実に防止すること。【構成】 第1のセンサ部12は、エバポレータ8の上流側空気の温度T1、湿度W1を検出し、第2のセンサ部13は、エバポレータ8の下流側空気の温度T2、湿度W2を検出し、温度センサ14は、エバポレータ8の温度T3を検出する。制御回路15は、上記検出温度T1、T2、T3、検出湿度W1、W2、ブロワ7による送風量、エバポレータ8の動作状態に基づいてエバポレータ8表面の積算水分量を演算し、その演算結果とエバポレータ8の動作状態に基づいて異臭発生条件を満たしているか否かを判断し、満たしていると判断した場合には、ダンパ9を閉鎖してダンパ10、11を開放する。これにより、エバポレータ8を通る風が排出口6を介して車室外へ排出されるようになり、エバポレータ8から異臭が発生した場合でも、その異臭を含む風が車室内へ吹き出されることがなくなる。
請求項(抜粋):
ファン装置により生成された風が流れる通風路中に冷房用の熱交換器を配置して成る空調装置において、前記熱交換器の上流側及び下流側の各空気の温度並びに湿度、当該熱交換器の温度、前記ファン装置による送風量、熱交換器の動作状態に基づいて熱交換器表面の積算水分量を演算すると共に、その演算結果と前記熱交換器の動作状態に基づいて熱交換器での異臭発生条件を満たしているか否かを判断する判断手段を設け、この判断手段により異臭発生条件が満たされていると判断された場合に異臭対策動作を実行するように構成したことを特徴とする空調装置。
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