特許
J-GLOBAL ID:200903021740392592

スライドファスナー用スライダー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 俊男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-029131
公開番号(公開出願番号):特開2000-225007
出願日: 1999年02月05日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 盗難防止用の簡易錠が要求される袋物類、患者が勝手に開閉しては困る介護用衣類のいずれにも使用できる、スライドファスナー用スライダー。【解決手段】 スライダー主体1は、務歯tの咬合または離反機能を果たす胴体10上に中空柱部11を固定する。中空柱部は左右側面に軸用窓孔を備え、かつ、軸用窓孔から挿入された解除用軸22a の胴体面上径方向の動きにより、務歯咬合部へ出没して務歯相互の離反阻止と解除を行う係止爪を内蔵した構成とする。ロック解除用組部2は、支点を中心として開閉する先端部の内側に、相互の衝合によって解除用軸22a を形成する。ピン22を形成した一対の開閉連結片24を、操作部の一部と先端部21の露呈並びに支点を中心とする開閉動作を確実にし、引手接続部25を保持体26に保持し、引手接続部には引手4 を連結する。
請求項(抜粋):
一対のテープ(T) のそれぞれの一側縁に一定間隔で取付けた多数の務歯(t) を、引手(4) の操作によってスライドするスライダー主体(1) により、咬合または離反させるようにしたスライドファスナー用スライダー(S) が、スライダー主体(1) と、該スライダー主体(1) に脱着自在に結合される離反阻止解除用のロック解除用組部(2) と、該ロック解除用組部(2) に連結される引手(4) とから構成されており、スライダー主体(1) は、務歯(t) の咬合または離反機能を果たす胴体(10)上に中空柱部(11)を固定してなり、該中空柱部(11)は、左右側面に解除用軸(22a) が挿脱自在に挿入される軸用窓孔(12)を備え且つ該軸用窓孔(12)と連通する内部へ挿入された解除用軸(22a) の胴体(10)面上の径方向への、弾発力に抗する動きにより、胴体(10)から務歯(t) の咬合部へ出没して務歯(t) 相互の離反阻止と解除を行う係止爪(13)が内蔵された構成とするとともに、ロック解除用組部(2) は、支点を中心として開閉する先端部(21)の内側に、相互の衝合によって解除用軸(22a) となるピン(22)を形成し、該先端部(21)と一体であって前記支点を中心として、介在させたヘアピン状バネ(23)に抗して操作開閉される操作部を形成した一対の開閉連結片(24)を、前記操作部の一部と先端部(21)の露呈及び支点を中心とする開閉動作を確保して、引手接続部(25)を具備させた保持体(26)の内部にサンドイッチ状に挟着保持した構成とし、また前記ロック解除用組部(2) の引手接続部(25)に、紐、帯等の可撓性部材、合成樹脂部材、金属部材のいずれかからなる引手(4) を連結した構成であり、スライドファスナーを閉じた状態で、スライダー主体(1) から引手(4) を含むロック解除用組部(2) を外して、係止爪(13)がスライドファスナーの務歯(t) を離反阻止状態にロックし、必要に応じてロック解除用組部(2) のピン(22)をスライダー主体(1) の軸用窓孔(12)から挿入して連結し、ピン(22)の衝合により形成される解除用軸(22a) の移動により、係止爪(13)による務歯(t) の離反阻止を解除して、前記引手(4) の操作によりスライドファスナーが開閉できるようにしたことを特徴とするスライドファスナー用スライダー。
Fターム (6件):
3B098AB01 ,  3B098CA03 ,  3B098CB02 ,  3B098CC08 ,  3B098CC16 ,  3B098CC20
引用特許:
出願人引用 (1件)

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