特許
J-GLOBAL ID:200903021743740141

零相変流器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉井 剛 ,  吉井 雅栄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-180112
公開番号(公開出願番号):特開2008-010660
出願日: 2006年06月29日
公開日(公表日): 2008年01月17日
要約:
【課題】極めて簡易に且つコスト安に製造可能で基板への取り付け作業性にも秀れる零相変流器の提供。【解決手段】コア1と、コア挿入孔2を有するボビン3とから成り、このボビン3には、一次巻線4と、二次巻線5とが設けられ、前記一次巻線4は、負荷に対して+側に設けられる上流側巻線部8と-側に設けられる下流側巻線部11とから成り、負荷上流側電流と負荷下流側電流とに差が生じた際に出力電圧を検出する零相変流器であって、前記一次巻線4の上流側巻線部8若しくは下流側巻線部11を、略コ字状や略U字状などの折り返し形状の棒状導体12で構成し、前記ボビン3に、前記棒状導体12の前記一端部6・9及び他端部7・10を夫々挿通し得る一対の導体挿通孔13を前記コア挿入孔2を挟むように設ける。【選択図】図3
請求項(抜粋):
コアと、このコアの少なくとも一部が挿入されるコア挿入孔を有するボビンとから成り、このボビンには、負荷と電源とを接続する一次巻線と、この一次巻線に前記コアを介して磁気的に接続される二次巻線とが設けられ、前記一次巻線は、負荷に対して+側に設けられる上流側巻線部と負荷に対して-側に設けられる下流側巻線部とから成り、この上流側巻線部及び下流側巻線部は、一端部が負荷側に接続され他端部が電源側に接続されるように構成され、この上流側巻線部を流れる負荷上流側電流と下流側巻線部を流れる負荷下流側電流とに差が生じた際に前記二次巻線に生じる出力電圧を検出する零相変流器であって、前記一次巻線の上流側巻線部若しくは下流側巻線部を、略コ字状若しくは略U字状などの折り返し形状に折り返し成形して成る棒状導体で構成し、前記ボビンに、前記棒状導体の左右の遊離端部となる前記一端部及び他端部を夫々挿通し得る一対の導体挿通孔をこのボビンの前記コア挿入孔を挟むように設けて、この導体挿通孔に前記棒状導体の左右の遊離端部を夫々挿通せしめることでボビンに前記上流側巻線部若しくは前記下流側巻線部を設けられるように構成したことを特徴とする零相変流器。
IPC (1件):
H01F 38/28
FI (1件):
H01F40/06
Fターム (7件):
5E081AA06 ,  5E081CC30 ,  5E081DD05 ,  5E081DD12 ,  5E081DD15 ,  5E081EE01 ,  5E081EE03
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 零相変流器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-348410   出願人:株式会社東芝, 東芝電子エンジニアリング株式会社

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