特許
J-GLOBAL ID:200903021745066626

符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-189294
公開番号(公開出願番号):特開平8-054899
出願日: 1994年08月11日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】 スケーリングファクタの量子化を最適化する【構成】 スケーリングファクタ量子化符号化部5は、スケーリングファクタ抽出部4からの対応する帯域でのスケーリングファクタFとビット配分部3からのビット配分数Bとに基づいて、スケーリングファクタFを越えない最大の量子化値FQ'を求め、スケーリングファクタFをその量子化値FQによって正規化した際の正規化値の符号がビット配分数Bで定まる符号割り当て範囲を越えなければFQ'をスケーリングファクタ量子化値FQとする。また、FQ'が符号割り当て範囲を越えれば(FQ'+dFQ)(dFQ:スケーリングファクタの量子化幅)をスケーリングファクタ量子化値FQとする。こうして、量子化符号化部7における量子化器の入力範囲が有効に使用できるように最適にスケーリングファクタの量子化を行う。
請求項(抜粋):
スケーリングファクタ抽出部で抽出されたスケーリングファクタをスケーリングファクタ量子化符号化部で量子化して符号化し、得られたスケーリングファクタ量子化値を用いて正規化部で入力データを正規化し、この入力データの正規化値を量子化符号化部で量子化して符号化する符号化装置において、上記スケーリングファクタ抽出部は、1フレーム内における所定数の入力データの絶対値の最大値をスケーリングファクタとして抽出すると共に、上記スケーリングファクタ量子化符号化部は、上記スケーリングファクタの値を越えない最大量子化値および上記スケーリングファクタを越える最小量子化値を求めると共に、上記求めたスケーリングファクタの値を越えない最大量子化値をスケーリングファクタ量子化値の候補として出力する量子化符号化手段と、上記量子化符号化部における量子化ビット数によって定まる符号を割り当てることが可能な範囲を上記スケーリングファクタ量子化値の候補が超えるか否かを所定の手順で判定すると共に、上記候補が上記範囲を越えないと判定した場合には上記候補をスケーリングファクタ量子化値として出力する一方、上記候補が上記範囲を越えると判定した場合には、上記量子化符号化手段に対して上記スケーリングファクタを越える最小量子化値の算出を指令する指令信号を出力し、上記量子化符号化手段によって得られた上記スケーリングファクタを越える最小量子化値をスケーリングファクタ量子化値として出力する判定手段を有することを特徴とする符号化装置。
IPC (5件):
G10L 9/18 ,  G10L 7/04 ,  H03M 1/12 ,  H03M 1/18 ,  H03M 7/30

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