特許
J-GLOBAL ID:200903021746276837
2軸同時操舵車のステアリング装置のロック装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
古谷 史旺 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-207989
公開番号(公開出願番号):特開2000-038153
出願日: 1998年07月23日
公開日(公表日): 2000年02月08日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、2軸同時操舵車のステアリング装置のロック装置に関し、位置決めピンをスライドバーのロック孔に位置決めする際、その位置決め操作を自動的に行ない、ステアリング指令スイッチの繰返し操作をなくすことを目的とする。【解決手段】 位置決めピンを、ロック孔の径と略同一の径のピン本体と、ピン本体の先端に段部を介して形成され該ピン本体の外径より細い小径部とで構成し、ブロックに位置決めピン半挿入状態検出手段を装着し、油圧回路に、小径部が前記ロック孔から抜脱された状態から前前記ロック孔の壁面の途中にまで移動した時に位置決めピン半挿入状態検出手段から伝達される信号により、第1の油圧シリンダ,第2の油圧シリンダへ供給するオイルの流量を少くする流量切換えバルブを装着したものである。
請求項(抜粋):
第1の車軸の両端に固定されて、一対の第1のナックルアームの向きを変える一対の第1の油圧シリンダと、第2の車軸の両端に固定されて、一対の第2のナックルアームの向きを変える一対の第2の油圧シリンダと、第1のナックルアームの一方と第2のナックルアームの一方とを同期させる2軸連結装置と、第1の油圧シリンダ,第2の油圧シリンダへ供給するオイルの向きを変える方向切換弁が途中に介装された油圧回路とを備え、前記2軸連結装置は、フレーム側に固定されて、移動自在の位置決めピンと、この位置決めピンを常時押圧する付勢部材とを有するブロックと、前記ブロックに前記位置決めピンの軸線に直交してシフト自在に設けられ、前記位置決めピンが挿入自在なロック孔を有するとともに、前記第1のナックルアームの一方と前記第2のナックルアームの一方に連結されるスライドバーとを備え、前記位置決めピンが付勢部材により押圧されて前記ロック孔に挿入されることによりステアリングロック状態が選択され、または前記ロック孔から抜脱されることによりステアリングロック解除状態が選択される2軸同時操舵車のステアリング装置のロック装置において、前記位置決めピンを、ロック孔の径と略同一の径のピン本体と、ピン本体の先端に段部を介して形成され該ピン本体の外径より細い小径部とで構成し、前記ブロックに、前記小径部が前記ロック孔から抜脱された状態から前記ロック孔の壁面の途中にまで移動したことを検出する位置決めピン半挿入状態検出手段を装着し、前記油圧回路に、前記小径部が前記ロック孔から抜脱された状態から前前記ロック孔の壁面の途中にまで移動した時に位置決めピン半挿入状態検出手段から伝達される信号により、第1の油圧シリンダ,第2の油圧シリンダへ供給するオイルの流量を少くする流量切換えバルブを装着したことを特徴とする2軸同時操舵車のステアリング装置のロック装置。
Fターム (10件):
3D034CB06
, 3D034CC06
, 3D034CC07
, 3D034CC08
, 3D034CC12
, 3D034CD12
, 3D034CD20
, 3D034CE03
, 3D034CE13
, 3D034CE14
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