特許
J-GLOBAL ID:200903021747907202

断熱筐体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-097827
公開番号(公開出願番号):特開平10-289366
出願日: 1997年04月16日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】簡易な組立方法で断熱材を筐体の断熱空間の隅々まで充填して断熱性能の改善が図れるようにその断熱体の構造,装填の仕方を改良する。【解決手段】内箱5と外箱6を組合せて構築した二重壁構造の本体ケース(筐体)1に対し、内箱と外箱との間の断熱空間に断熱材を充填して構成した断熱筐体であって、硬質フォームのスラブ材10aを芯材として該スラブ材の周りを収縮,復元性の高い軟質フォーム10bで包み込み、さらにその周囲に空気抜き口10dを備えた袋状のフィルムシート10cを被せて密封したもので断熱体10を構成する。そして、前記フィルムシートの内部を真空引きして軟質フォームを偏平状に収縮させた状態で断熱体を本体ケースの内箱と外箱との間の断熱空間に装填し、しかる後にフィルムシートの内部を大気圧に開放して軟質フォームを復元させ、その復元力で断熱体を内箱,外箱の壁面に隙間なく密着させる。
請求項(抜粋):
内箱と外箱を組合せて構築した二重壁構造の筐体に対し、内箱と外箱との間の断熱空間に断熱材を充填して構成した断熱筐体であって、硬質フォームのスラブ材を芯材として該スラブ材の周りを収縮,復元性の高い軟質フォームで包み込み、さらにその周囲に袋状のフィルムシートを被せて密封したものを断熱体とし、前記フィルムシートの内部を真空引きして軟質フォームを偏平状に収縮させた状態で断熱体を筐体の断熱空間に装填し、しかる後にフィルムシートの内部を大気圧に開放して軟質フォームを復元させるようにしたことを特徴とする断熱筐体。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-282471

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