特許
J-GLOBAL ID:200903021748301529

ハンズフリー電話システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 吉田 茂明 ,  吉竹 英俊 ,  有田 貴弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-060148
公開番号(公開出願番号):特開2004-274244
出願日: 2003年03月06日
公開日(公表日): 2004年09月30日
要約:
【課題】通話開始直後のエコー消去性能を効率よく向上する。【解決手段】参照信号rpにエコー係数αを積算し、その積算結果を、マイクロホン19に入力された信号ipから減算して携帯電話25に出力する。このエコー係数αを最適化して更新するに際して、参照信号rpとして、切換スイッチ27の入力側接点を切り換えて、携帯電話25からの通話相手の音声信号s1だけでなく、ハンズフリー電話システムの内部の音声生成処理部23で生成される音声信号s2をも選択的に使用する。これにより、通話を開始する前に何らかの音声案内がある場合に、通話開始直後の音響エコー消去効果を容易に改善できる。切換スイッチ27の切り換えは、制御部31によって自動的に実行される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
携帯通信端末が接続され、当該携帯通信端末を通じて外部の通話相手との間で、スピーカ及びマイクロホンを用いて通話を行うハンズフリー電話システムであって、 前記スピーカから出力された音声がマイクロホンで拾われた音声信号からエコー音声を除去する音響エコー消去処理部と、 ユーザーに対して前記スピーカを通じて出力する所定の音声を生成する音声生成処理部と、 前記携帯通信端末を通じて与えられた外部からの音声信号と前記音声生成処理部で生成された音声信号とを切り換えて前記音響エコー消去処理部に入力する切換スイッチと を備え、 前記音響エコー消去処理部が、前記切換スイッチから与えられた参照信号に対して、内部に保有しているエコー係数を積算し、この積算して得られた値を、前記マイクロホンから入力された入力信号から減算して、これを出力信号として前記携帯通信端末に出力するとともに、前記エコー係数について前記出力信号に残るエコー成分を極小とするように、逐次学習しながら最適値を算出し更新することを特徴とするハンズフリー電話システム。
IPC (3件):
H04B7/015 ,  H04B3/23 ,  H04M1/60
FI (3件):
H04B7/015 ,  H04B3/23 ,  H04M1/60 C
Fターム (15件):
5K027AA11 ,  5K027BB03 ,  5K027DD07 ,  5K027DD10 ,  5K027FF28 ,  5K027HH03 ,  5K027HH19 ,  5K046AA05 ,  5K046BB01 ,  5K046HH05 ,  5K046HH11 ,  5K046HH16 ,  5K046HH46 ,  5K046HH69 ,  5K046HH79

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