特許
J-GLOBAL ID:200903021748478615
管の更新装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
中川 周吉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-310201
公開番号(公開出願番号):特開平11-141736
出願日: 1997年11月12日
公開日(公表日): 1999年05月28日
要約:
【要約】【課題】地中に埋設された鋳鉄管を非開削状態で可撓管或いは鋼管に更新する作業を合理化する。【解決手段】円周方向に所定角度で複数配置されたカッター16a〜16dを有する切削部10と、垂直方向に力を付与して鋳鉄管1を裂断する分割ローラー20a〜20cを有する分割部11と、拡径ローラー23a〜23eを有する拡径部12と、連結部13とを有し、切削部10と分割部11を撓み継手14によって接続すると共に分割部11と拡径部12を撓み継手15によって接続して更新装置Aを構成する。更新装置を鋳鉄管1の内部に移動させて、内周面に切削溝1cを形成し、該切削溝を起点として裂断して複数の円弧片1aを形成し、該片1aに撓みを生じさせて地山に圧入して地山部分で囲まれたトンネル7を形成しつつPE管6を引き込み、該PE管6の周囲を複数の円弧片1aによって鎧装する。
請求項(抜粋):
更新すべき既設管の内部を移動して該既設管を軸方向に裂断して長手方向に連続する複数の円弧状の片を形成し且つ該円弧状の片を地山に圧入して複数の円弧状の片と地山部分で囲まれた空間を形成し前記空間内に新管を引き込む管の更新装置であって、移動方向前方側に配置した切削手段と該切削手段の後方側に連続した分割手段と該分割手段の後方側に連続した拡径手段と該拡径手段の後方に連続した連結手段とからなり、前記切削手段は,切削手段本体と,該切削手段本体に取り付けられた各切削刃の先端から切削手段の中心軸線までの距離が軸方向に前方側から後方側に向けて順に大きくなるように直線状に順に配設された複数の切削刃を夫々備える4枚のカッターで構成されたカッター体からなり,各カッターはその板面を切削手段本体の断面に於ける切削手段本体の中心軸線を通る水平線に対して90度より小さい角度で傾斜した方向に向けて切削手段本体に取り付けられており、前記分割手段は分割手段本体の断面に於ける垂直方向に対向する位置に配置された少なくとも一対の分割ローラーを備え、前記拡径手段はテーパ状の本体の外周を所定角度で分割した位置であって前記切削手段に於けるカッター体の間に且つ軸方向の複数の位置に配置された拡径ローラー群を有し、該拡径ローラー群に於ける前方側に配置された拡径ローラーは既設管を裂断して長手方向に連続する複数の円弧状の片を形成すると共に形成された円弧状の片を円弧よりも外周方向に離隔した位置を中心として弾性限度内で撓ませるように配置され、前記連結手段は新管を連結するチャックを有することを特徴とする管の更新装置。
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