特許
J-GLOBAL ID:200903021748785348

引出線自動作成方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 治幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-168585
公開番号(公開出願番号):特開平7-073209
出願日: 1993年06月15日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】 集中して設定される複数の引出線やそこに記入される説明情報が錯綜しないような施設管理図を提供することを目的とする。【構成】 ガス管14などの引出線を自動作成する際、先ずこのガス管等が設置されている道路の道路境などの境界線分15の少なくとも一部を基準辺11′〜13′とする引出線用矩形領域11〜13を、道路以外の余白ポリゴン領域10に重ならないように順次設定し、次に既入力の、各引出線の始点A〜A′′をそれぞれから例えば最も近い基準辺に対応付けてから各基準辺をこの対応数に基づいて分割し、この分割により得られる中間点B〜B′′と始点A〜A′′とを両点間の線分同士が交差しないようなかたちで組み合わせている。また、引出線用領域11〜13ごとに、そこの中間点B〜B′′から所定方向の位置に終点C〜C′′を設定し、説明情報案内部BC、B′C′、B′′C′′が例えば平行線となるようにしている。
請求項(抜粋):
道路の位置などを示す道路レコード、ガス管、水道管、ケーブルなどの各種施設の位置を示す施設レコード及びこれらの各種施設に対する引出線の始点を示す引出線レコードが少なくともファイル装置に格納され、アプリケーションプログラムの走行により、前記道路レコード及び前記施設レコードで特定される施設図に前記引出線レコードに基づいた引出線を作成するようにしたコンピュータマッピングシステムにおいて、前記アプリケーションプログラムは、前記道路レコードに基づいて連続した境界線分からなる余白ポリゴン領域を確定するともに、この境界線分の少なくとも一部を含みかつこれと直交する方向に所定長の高さを持つ引出線用領域を、それぞれが重複しないようなかたちで当該余白ポリゴン領域に形成し、前記境界線分と前記引出線用領域の辺との共通部分である基準辺を示す基準辺ベクトルデータと、前記引出線レコードとを用いることにより、前記始点のそれぞれにつきそこから近い基準辺を求めて両者の各組合せを基準辺対応テーブルに保管し、この基準辺対応テーブルを参照して処理対象の基準辺に割り当てられている始点をすべて求め、当該始点の内の所定数のものについて、それぞれの引出線を特定するための中間点および終点を、当該基準辺を持つ前記引出線用領域に、引出線同士が交差することのないように設定したことを特徴とする引出線自動作成方式

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