特許

J-GLOBAL ID：200903021754556199

排ガス浄化用触媒、この触媒の製造方法及びこの触媒を使用した排ガスの浄化方法

発明者： 狩野 保英 ,  栗原 正人 ,  河島 義実 ,  早坂 俊明
出願人/特許権者： 出光興産株式会社
代理人 (1件)： 木下 実三 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-274229
公開番号（公開出願番号）：特開平6-126183
出願日： 1992年10月13日
公開日（公表日）： 1994年05月10日
要約：

【要約】【目的】 排ガス中の酸素が高濃度であり、かつ低温であっても高効率で窒素酸化物を無害なガスに浄化でき、しかも耐久性の高い排ガス浄化用触媒、この触媒の製造方法及びこの触媒を使用した排ガスの浄化方法を提供する。【構成】 本発明の触媒は、ペンタシル型の結晶性銅含有アルミノケイ酸塩よりなる触媒前駆体が、銅を更に担持して構成されたものである。前記ペンタシル型の結晶性銅含有アルミノケイ酸塩は、MFI構造を有し、SiO2/Al2O3 (モル比)が10以上のものである。また、排ガスの浄化は、この触媒を使用し、酸化雰囲気中、反応温度 200〜800 °C、THC濃度(メタン換算濃度)/NOX 濃度0.5 〜200の炭化水素の存在下で行う。

請求項（抜粋）：

排ガス中の窒素酸化物(NOX )を酸化雰囲気中、炭化水素の存在下で還元除去する触媒であって、水熱合成時に銅を添加して合成されたペンタシル型の結晶性銅含有アルミノケイ酸塩よりなる触媒前駆体が、銅を更に担持して構成されたことを特徴とする排ガス浄化用触媒。

IPC (3件)：

B01J 29/06 ,  B01D 53/34 129 ,  B01D 53/36 102