特許
J-GLOBAL ID:200903021755121889

走行クローラの操作装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 暁夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-189548
公開番号(公開出願番号):特開平9-039828
出願日: 1995年07月25日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 走行機体を前進・後退とに切り換えても、操向用ハンドル81の旋回のための操作方向を一定にすると共に、操向用ハンドル81の旋回操作に比例して左右の走行クローラの速度差を徐々に少なくし、オペレータの危険をなくする。【解決手段】 前進時と後退時とで、第1軸92周りに回動するヨークに載置された回動ブロックの傾き方向を切り換え、操向用ハンドル81にて旋回操作するとき、ヨーク上の支軸を介して回動可能な回動ブロックにおける自在継手部99に連結されたアーム100の他端の操作部101を第2軸93に沿って回動し、且つ上下移動することで、第2油圧ポンプの操作方向及び操作量と操向用ハンドルの動き方向及び回動角度との整合を計る。操向用ハンドル81の回動量を小ベベルギヤ87、大ベベルギヤ88から伝動軸90に伝達し、伝動軸90に取付く減速連動体120にワイヤ122を連結して、走行速度を減少変更させる。
請求項(抜粋):
エンジンからの動力を、前進・後退の出力に切り換え可能な動力伝達機構を介して左右一対の走行クローラへ伝達するように構成する一方、前記動力伝達機構には差動機構を設け、操向用ハンドルの左右旋回のための操作量に応じて出力調節可能な油圧式駆動手段を介して旋回に必要な差動トルクを前記差動機構に付与するように構成してなる走行クローラの操作装置において、前記油圧式駆動手段と操向用ハンドルとの間には、操向用ハンドルの右旋回及び左旋回の操作に対する前記油圧式駆動手段の出力方向を切り換えるための切換手段を設ける一方、前記操向用ハンドルの旋回操作量に比例して、走行クローラの速度を減速させる減速連動機構を設けたことを特徴とする走行クローラの操作装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭51-042218
  • 特開昭63-235173

前のページに戻る