特許
J-GLOBAL ID:200903021755444955

量子相関による通信方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-137586
公開番号(公開出願番号):特開2000-295173
出願日: 1999年04月08日
公開日(公表日): 2000年10月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】フォトン対の量子相関を用いて通信を行う方法及び装置を提供する。【解決手段】二組の偏光フィルター対I、I′、II、II′を用い、第一の偏光フィルター対でフォトン対の偏光方向を揃える。その後、第二の偏光フィルター対を送信信号発生源と信号受信装置に使う。信号発生源は第一の偏光フィルターと第二の偏光フィルターとの偏向軸の差を信号発生手段とし、受信装置側ではそれをフォトン密度の差として受ける。
請求項(抜粋):
量子相関を用いた通信方法および装置において、偏光方向に関して量子相関をもつフォトン対を発生させる光源と偏光軸が同じ方向に設定された第一の対の偏光フィルターと、お互いの偏光軸を回転できる第二の対の偏光フィルターを、前記第一の対の偏光フィルターをフォトン対が通過後に第二の対の偏光フィルターを通過するように光路長を設定し、前記第一の対の偏光フィルターをフォトンの偏光方向を揃える対のフィルターとして、前記第二の対の偏光フィルターのうち前記光源よりの光路長が短い位置に設置された偏光フィルターの偏光軸を回転することで、フォトン密度を調整する送信信号発生源とし、前記第二の対の偏光フィルターのうち前記光源よりの光路長が長い位置に設置された偏光フィルターを通過したフォトン密度を検出器により測定することで、前記送信信号発生源よりの信号を該検出器により受信信号として検知する、量子相関を用いることを特徴とする量子相関による通信方法および装置。
IPC (3件):
H04B 10/00 ,  H04L 9/08 ,  H04L 9/38
FI (4件):
H04B 9/00 Z ,  H04L 9/00 601 C ,  H04L 9/00 601 E ,  H04L 9/00 691
Fターム (8件):
5J104AA05 ,  5K002AA01 ,  5K002AA03 ,  5K002BA02 ,  5K002BA06 ,  5K002CA12 ,  5K002FA01 ,  5K002FA03

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