特許
J-GLOBAL ID:200903021757999946

二重化コンピュータシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-082127
公開番号(公開出願番号):特開平10-254723
出願日: 1997年03月14日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 同じ処理を並行して行う二重化コンピュータシステムでは、ハードウェアによる異常には他方のコンピュータに切り替えることで処理を継続できるが、ソフトウェアの異常には対応できない。【解決手段】 予備用コンピュータの中央処理装置2Bは、入力バッファ5からのトランザクション出力をバッファ10を通して1トランザクションだけ遅れた処理を行い、運転用コンピュータの中央処理装置2Aの処理中に異常検出機構8が異常を検出すると、中央処理装置2Bの処理が終了したときに切替機構6に対する切替指示によって中央処理装置2Bの出力を実際の出力に切り替える。異常発生を識別した処理手順4Bは、トランザクションの種別に対応した異常回避処理機構12に切り替え、異常時トランザクションポインタ11を参照するなどして、異常処理の回避手段を講じ、処理の継続を可能にする。
請求項(抜粋):
同じ処理を行なう運転用コンピュータと予備用コンピュータを備えた二重化コンピュータシステムにおいて、前記運転用コンピュータに異常が発生したとき、前記予備用コンピュータに異常発生信号を与える異常検出手段と、該異常検出手段が異常を検出するとシステムの出力を運転用コンピュータの出力から予備用コンピュータの出力に切り替える異常時切替手段とを備えると共に、前記予備コンピュータの処理を前記運転用コンピュータの処理に対してトランザクション以上遅れて実行せしめたことを特徴とする二重化コンピュータシステム。
IPC (2件):
G06F 11/20 310 ,  G06F 15/16 470
FI (2件):
G06F 11/20 310 E ,  G06F 15/16 470 P

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