特許
J-GLOBAL ID:200903021766335791

ディスク形シンクロ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-525995
公開番号(公開出願番号):特表平11-501104
出願日: 1996年02月22日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】切換変速機の二つの回転構造部品をトルク伝達結合するためのシンクロ装置(2)、特に変速機軸(4)をその上に回転可能に支持されている歯車(6、8)に結合するためのシンクロ装置(2)を提案する。スライディングスリーブ(30)は切換装置(64)に結合されている外側ディスクホルダ(36)と内側ディスクホルダ(34)を有している。内外ディスクホルダ(34、36)間に多板ディスク(40)が設けられ、その互いに対向して位置するディスクが内側ディスクホルダ(34)あるいは外側ディスクホルダ(36)のいずれかに結合されている。外側ディスクホルダ(36)と内側ディスクホルダ(34)の回転数が異なっている場合にディスクによって同期トルクが得られる。そのために外側ディスクホルダ(36)がこれを歯車(6、8)における装置(60、76)にかみ合い結合するための装置(62)を有している。結合すべき歯車(6、8)の方向に外側ディスクホルダ(36)を軸方向に移動した後、内側ディスクホルダ(34)と歯車(6、8)との間でトルクを伝達する連結歯(24、26、32)が接続される前に、かみ合い結合が達成される。その場合、内側ディスクホルダ(34)が常に相対回転不能に変速機軸(4)に結合され、シンクロナイジングトルクを発生するために常に多板ディスク(40)に作用する力を与えるために適用されるばね要素(42)が設けられている。摩擦ディスクは特にペーパーライニングを有している。かみ合い結合装置および連結歯は弾力を与えられ、丸みをおびた先端を有している。
請求項(抜粋):
特に変速機軸(4)をこの変速機軸(4)上に回転可能に支持されている歯車(6、8)に結合するための切換変速機のトルク伝達構造部品に対するシンクロ装置(2)であって、スライディングスリーブ(30)を備え、このスライディングスリーブ(30)が切換装置(64)に結合されている外側ディスクホルダ(36)と内側ディスクホルダ(34)を有し、内外ディスクホルダ(34、36)間に多板ディスク(40)が設けられ、その互いに対向して位置するディスクが内側ディスクホルダ(34)あるいは外側ディスクホルダ(36)のいずれかに結合され、外側ディスクホルダ(36)と内側ディスクホルダ(34)の回転数が異なっている場合にディスクによって同期トルクが発生でき、外側ディスクホルダ(36)が、歯車(6、8)の方向に外側ディスクホルダ(36)が軸方向に移動した後で歯車(6、8)における装置(60、76)に結合するための装置(62)を有し、この結合が、内側ディスクホルダ(34)と歯車(6、8)との間でトルクを伝達する連結歯(24、26、32)が結合される前に達成されるようなシンクロ装置において、 内側ディスクホルダ(34)が常に相対回転不能に変速機軸(4)に結合され、ディスクが回転する際にシンクロナイジングトルクを発生するために常に多板ディスク(40)に作用する力を与えるために適用されるばね要素(42)が設けられていることを特徴とするシンクロ装置。
IPC (2件):
F16D 23/06 ,  F16H 3/12
FI (2件):
F16D 23/06 Z ,  F16H 3/12

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