特許
J-GLOBAL ID:200903021768206875

エチレン・α-オレフィン共重合体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-370575
公開番号(公開出願番号):特開平11-322852
出願日: 1998年12月25日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】透明性、機械的強度、成形性に優れたエチレン系共重合体組成物を提供すること。【解決手段】 本発明に係るエチレン・α-オレフィン共重合体は、エチレンと炭素数6〜8のα-オレフィンとの共重合体であって、溶融張力(MT)とメルトフローレート(MFR)とが、9.0×MFR<SP>-0.65</SP>>MT>2.2×MFR<SP>-0.84</SP>で示される関係を満たし、流動の活性化エネルギー((E<SB>a</SB>)×10<SP>-4</SP>J/molK)と、共重合体中のα-オレフィンの炭素数(C)と、共重合体中のα-オレフィンのの含有率(x mol%)の関係が、(0.039Ln(C-2)+0.0096)×x+2.87 <E<SB>a</SB>×10<SP>-4</SP>≦(0.039Ln(C-2)+0.1660)×x+2.87で示される関係を満たし、インフレーションフィルムを製造したときに、該フィルムのヘイズ(Haze)が特定の関係を満たすことを特徴としている。
請求項(抜粋):
エチレンと炭素数6〜8のα-オレフィンとの共重合体であって、(A-i)190°Cにおける溶融張力(MT)とメルトフローレート(MFR)とが、9.0×MFR<SP>-0.65</SP>>MT>2.2×MFR<SP>-0.84</SP>で示される関係を満たし、(A-ii)フローカーブの時間-温度重ね合わせのシフトファクターから求めた流動の活性化エネルギー((E<SB>a</SB>)×10<SP>-4 </SP>J/molK)と、共重合体中のα-オレフィンの炭素数(C)と、共重合体中のα-オレフィンの含有率 (x mol%)の関係が、(0.039Ln(C-2)+0.0096)×x+2.87 <E<SB>a</SB>×10<SP>-4</SP>≦(0.039Ln(C-2)+0.1660)×x+2.87で示される関係を満たし、(A-iii)該共重合体をインフレーション成形し、厚さ30μmのフィルムを製造したときに、該フィルムのヘイズ(Haze)が下記の関係を満たすことを特徴とするエチレン・α-オレフィン共重合体(A);190°Cにおけるずり応力が2.4×10<SP>6 </SP>dyne/cm<SP>2 </SP>に到達する時のずり速度で定義される流動性インデックス(FI)とメルトフローレート(MFR)とがFI≧100×MFRのときα-オレフィンの炭素原子数(C)が6の場合、Haze<0.45/(1-d)×log(3×MT<SP>1.4 </SP>)×(C-3)<SP>0.1</SP>α-オレフィンの炭素原子数(C)が7または8の場合、Haze<0.50/(1-d)×log(3×MT<SP>1.4 </SP>)190°Cにおけるずり応力が2.4×10<SP>6 </SP>dyne/cm<SP>2 </SP>に到達する時のずり速度で定義される流動性インデックス(FI)とメルトフローレート(MFR)とがFI<100×MFRのときα-オレフィンの炭素原子数(C)が6の場合、Haze<0.25/(1-d)×log(3×MT<SP>1.4 </SP>)×(C-3)<SP>0.1</SP>α-オレフィンの炭素原子数(C)が7または8の場合、Haze<0.50/(1-d)×log(3×MT<SP>1.4 </SP>)(但し、dは密度(g/cm<SP>3 </SP>)、MTは溶融張力(g)を示す。)。
IPC (3件):
C08F210/16 ,  C08F 4/642 ,  C08L 23/08
FI (3件):
C08F210/16 ,  C08F 4/642 ,  C08L 23/08
引用特許:
審査官引用 (1件)

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