特許
J-GLOBAL ID:200903021768579027

防食用キャップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-240329
公開番号(公開出願番号):特開2000-073190
出願日: 1998年08月26日
公開日(公表日): 2000年03月07日
要約:
【要約】【課題】 ボルトの電解腐食を防止する場合において、ボルトの一端部に亜鉛棒等を取り付けることが知られている。しかし、この構造では、ボルトと亜鉛棒との接合部から電解腐食が始まり、亜鉛棒がボルトから離脱した時点で、亜鉛棒による防食効果が終了することになる。そのため、亜鉛棒に無駄が生じ、防食効果の作用する期間も短い。これらの不具合を解決する。【解決手段】 ボルト2のボルト頭部3に対し、亜鉛棒4を導通接触させるが、この亜鉛棒4とボルト頭部3との接合部まわりを、樹脂やゴム等によって形成した外嵌部材7で取り囲むようにした。従って、この接合部での腐食を防止でき、亜鉛棒4の突出側の端部4bからのみ、電解腐食が進行するようになる。
請求項(抜粋):
防食対象材(2)よりもイオン化傾向の大きな金属材により形成された犠牲部材(4)と、該犠牲部材(4)を防食対象材(2)の軸端面(3a)側へ導通接触可能な状態に保持しつつ該軸端面(3a)まわりの軸方向外周部(3b)に外嵌可能な絶縁部材(5)とを有していることを特徴とする防食用キャップ。
IPC (2件):
C23F 13/00 ,  F16L 58/18
FI (3件):
C23F 13/00 C ,  C23F 13/00 P ,  F16L 58/18
Fターム (10件):
3H024DA05 ,  3H024EA04 ,  3H024ED08 ,  3H024EF06 ,  4K060AA02 ,  4K060BA07 ,  4K060BA41 ,  4K060BA43 ,  4K060EA20 ,  4K060FA03
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 電食防止具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-145950   出願人:株式会社エスティム

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