特許
J-GLOBAL ID:200903021768992161

ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-318351
公開番号(公開出願番号):特開平7-175176
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【構成】 現像液の補充を行いながら、多量のハロゲン化銀写真感光材料を処理するハロゲン化銀写真感光材料の処理方法において、ジヒドロキシベンゼン類を含有せず、アスコルビン酸系現像剤と、このアスコルビン酸系現像剤と超加成性を発現する3-ピラゾリドンのような補助現像剤と、少なくとも0.35モル/リットルのバッファー剤として機能する炭酸塩とを含む現像液を用いて、この現像液の補充は、ハロゲン化銀写真感光材料1m2あたりの現像液の補充量を300cc以下で行い、ヒドラジン化合物またはテトラゾリウム化合物を含有するハロゲン化銀写真感光材料を現像処理する。【効果】 本発明は、アレルギー性のあるジヒドロキシベンゼン類を用いずに低補充処理をしても、銀スラッジによる汚染の問題が小さく、処理された写真の品質の良いという効果を奏するものである。
請求項(抜粋):
現像補充液による現像液の補充を行いながら、多量のハロゲン化銀写真感光材料を処理するハロゲン化銀写真感光材料の処理方法において、実質的にジヒドロキシベンゼン類を含有せず、下記一般式〔A〕で示される現像剤と、前記現像剤と超加成性を発現する補助現像剤と、少なくとも0.35モル/リットルのバッファー剤として機能する炭酸塩とを含む現像液を用いて、前記現像補充液による現像液の補充は、ハロゲン化銀写真感光材料1m2あたりの現像補充液の補充量を300cc以下で行い、下記一般式〔B〕で示されるヒドラジン化合物を含有するハロゲン化銀写真感光材料を現像処理するハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。【化1】〔一般式〔A〕において、R1、R2は各々独立して置換又は未置換のアルキル、置換又は未置換のアミノ基、置換又は未置換のアルコキシ基、置換又は未置換のアルキルチオ基、またはR1とR2が互いに結合して環を形成しても良い。kは0又は1を表し、k=1のときXは-CO-又は-CS-を表す。〕【化2】〔一般式〔B〕において、Aは脂肪族基、芳香族基、ヘテロ環基を表し、置換基を持っていてもよい。Bはアシル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アルキルスルフィニル基、アリールスルフィニル基、カルバモイル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、スルファモイル基、スルフィナモイル基、アルコキシスルホニル基、チオアシル基、チオカルバモイル基、オキザリル基又はヘテロ環基を表す。また、BはA2及びそれらが結合する窒素原子とともに、ヘテロ環を形成してもよい。A1,A2は、ともに水素原子、又は一方が水素原子で他方はアシル基又はオキザリル基を表す。〕
IPC (6件):
G03C 5/29 501 ,  G03C 1/06 501 ,  G03C 1/295 ,  G03C 5/30 ,  G03C 5/305 ,  G03C 5/31
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特許第5236816号

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