特許
J-GLOBAL ID:200903021772519454

フラッシュメモリの制御方法及び、それを用いた情報処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-071049
公開番号(公開出願番号):特開平7-146820
出願日: 1994年04月08日
公開日(公表日): 1995年06月06日
要約:
【要約】【目的】情報処理装置の主記憶装置としてフラッシュメモリを採用することにより、バックアップ電源なしでリジュームやクイックスタートを可能とする。また、大容量の主記憶を安価に構成するとともに、補助記憶装置を不必要としてシステム構成の簡略化を図る。その際、書換え時間が遅い、小容量のランダムアクセスが不可能などの性能低下原因を解決し、いろいろな形式のフラッシュメモリに対応するシステム構成を提案する。【構成】システムのメモリバス7に、揮発性メモリであるキャッシュメモリ3を介して、フラッシュメモリ2を接続する。キャッシュメモリ3には格納しているデータのアドレスやアクセス履歴などの情報を記録するアドレスアレイ4を設ける。コントローラ6が、アクセスするアドレスを参照して、キャッシュメモリ3やフラッシュメモリ2のデータをメモリバス7に供給、あるいはメモリバス7のデータを格納する。
請求項(抜粋):
中央処理装置と、データを入力するための入力手段と、データを出力するための出力手段と、データを記憶する揮発性の第一記憶手段と、記憶されたデータを電気的に書換え可能な記憶手段であって、前記中央処理装置がアクセス可能なアドレス空間を割付けた不揮発性の第二記憶手段と、前記揮発性の第一記憶手段と前記不揮発性の第二記憶手段との相互間でデータのやり取りを少なくとも行うデータ制御手段と、前記揮発性の第一記憶手段に格納されたデータの、前記不揮発性の第二記憶手段におけるアドレスを登録するアドレス登録手段と、該アドレス登録手段に登録されているアドレスと前記中央処理装置がデータアクセスのために出力したアドレスとの比較を行うアドレス比較手段とを具備し、前記データ制御手段は、前記中央処理装置が、データをアクセスするために出力したアドレスを、前記アドレス比較手段に入力し、当該アドレスが、前記アドレス比較手段の出力結果にもとづき、前記アドレス登録手段に登録されている登録アドレスと判断したときには、前記揮発性の第一記憶手段内における登録アドレスをアクセスし、逆に、前記アドレス登録手段に格納されていないアドレスと判断したときには、少なくとも当該アドレスを含む所定範囲のアドレスを、前記アドレス登録手段に新たに登録し、該新たに登録されたアドレスに対応するデータ格納領域を前記揮発性の第一記憶手段に新たに設定して、前記新たに登録された少なくとも一つのアドレスをアクセスすることを特徴とした情報処理装置。
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 記憶装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-206321   出願人:株式会社メルコ
  • 特開平4-324194
  • 特開昭60-225924
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