特許
J-GLOBAL ID:200903021777947942

キャピラリ電気泳動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上野 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-008405
公開番号(公開出願番号):特開平9-210959
出願日: 1997年01月21日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】分離効率の劣化のない広口径キャピラリを備える電気泳動装置。【解決手段】本発明の広口径キャピラリの構造は制限ゾーンが設けらるれ、キャピラリ端の開口と流体連結する。制限ゾーンは開口より伸びる狭口径部分から徐々に広がり、広口径部分になるように設けられる。これにより、分離能を劣化させるサイフォン作用を低減することができる。
請求項(抜粋):
分析物イオンの分析のための広口径のキャピラリを備えるキャピラリ電気泳動装置において、注入端部と出口端部と前記端部間に広口径を有する広口径ゾーンと前記各端部における開口を有する広口径キャピラリを備え、前記広口径キャピラリは、前記端部の少なくとも1つが広口径と前記端部の開口との間で流体連絡を実施できる制限ゾーンを有し、前記制限ゾーンは開口へ伸びる狭口径を含み、さらに、広口径から狭口径まで口径の直径を徐々に変化させる移行ゾーンより成るものであり、前記キャピラリの注入端部に緩衝液を供給する緩衝液源と、前記注入端部と出口端部と電気的に連絡状態にある電極を含み、キャピラリを通して緩衝液と被検体イオンを推進させるための電力を供給する電源とを含むことを特徴とするキャピラリ電気泳動装置。

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