特許
J-GLOBAL ID:200903021778694444
マスタスレーブ計算機システム及びマスタ選定制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-199615
公開番号(公開出願番号):特開平6-044090
出願日: 1992年07月27日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は競合発生に伴うマスタ再選出処理の無駄防止にある。【構成】複数の計算機(CPU) にて並列に同じ処理を実施させそのうち一つを主(M) とし他を予備(S) とすると共にMが故障の時、SなるCPU の一つをMにして運用するシステムにおいて、各CPU には自身がMであるか否かの役割の情報を記憶する役割記憶手段11、役割記憶手段の内容の更改回数を回数情報として記憶する回数記憶手段12、M故障の場合に各CPU に問合わせを行いこの結果得られる各CPU の役割情報と回数情報とを受けて最適な1つをMとして選出しまた役割決定回数の更改を行い更改後の回数情報を新たな回数情報とし且つ選出により決定された各CPU の役割の情報と新回数情報を出す選出手段14、問合わせに対し役割の情報及び回数情報を含む自身の現在状態を返す返答手段13、選出手段の決定した自CPU に対する役割の情報及び新回数情報の通知を受け自CPU の役割記憶手段及び回数記憶手段の記憶内容を更新する手段15、再問合わせする確認手段16とを備える。
請求項(抜粋):
複数の計算機にて並列に同じ処理を実施させると共に、それらのうち、一つをマスタとし、他を予備として用い、マスタが故障の時、予備としての計算機の一つをマスタにして運用するようにしたシステムにおいて、各計算機には、自身がマスタであるか否かの役割の情報を記憶する役割記憶手段と、上記役割記憶手段に記憶されている役割の更改回数を回数情報として記憶する回数記憶手段と、マスタ故障の場合に、各計算機に問い合わせを行い、この結果得られる各計算機の上記役割の情報と回数情報とを受けて最適な1つをマスタとして選出し、また、役割決定回数の更改を行って更改後の回数情報を新たな回数情報とすると共に、上記選出により決定された各計算機の役割の情報と新回数情報とを出力する選出手段と、上記問い合わせに対して役割の情報及び回数情報を含む自身の現在状態を返答する返答手段と、上記選出手段により決定された自計算機に対する役割の情報および新回数情報の通知を受けて自計算機の上記役割記憶手段および回数記憶手段の記憶内容を更新する変更手段と、上記自計算機が新たなマスタに選定されたとき、上記問い合わせを再度実行する確認手段とを備えたことを特徴とするマスタスレーブ計算機システム。
IPC (2件):
G06F 11/16 310
, G06F 15/16 470
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