特許
J-GLOBAL ID:200903021780206686

酸化物超電導体を用いた電流リード

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-117490
公開番号(公開出願番号):特開平6-333738
出願日: 1993年05月20日
公開日(公表日): 1994年12月02日
要約:
【要約】【目的】銀箔被覆のエッジに応力が集中して酸化物超電導体に生ずるクラックの発生を排除し、機械的に安定な低温側リードを備えた電流リードを得る。【構成】極低温に保持された超電導コイルに外部電源からの励磁電流を通流する電流リード1が、良導電性金属線材の束3からなる高温側リード2と、棒状の酸化物超電導体8からなる低温側リード5との直列接続体からなり、棒状の酸化物超電導体の両端部が銀箔被覆11され、接続金具に形成された穴12内で導電結合されたものにおいて、銀箔被覆11の穴から突出した端縁部分11Aと酸化物超電導体8の外周面との間に、酸化物超電導体側に凹に形成された溝31からなる応力集中緩和手段30を備える。
請求項(抜粋):
真空断熱容器に収納されて極低温に保持された超電導コイルに外部電源からの励磁電流を通流する電流リードが、良導電性金属からなる高温側リードと、棒状の酸化物超電導体からなる低温側リードとの直列接続体からなり、前記棒状の酸化物超電導体の両端部が銀箔被覆されて接続金具に形成された穴内で導電結合され、かつ低温の冷媒ガスで冷却されるものにおいて、前記銀箔被覆の前記穴から突出した端縁部分と前記酸化物超電導体の外周面との間に酸化物超電導体側に凹に形成された溝からなる応力集中緩和手段を備えて成ることを特徴とする酸化物超電導体を用いた電流リード。
IPC (3件):
H01F 7/22 ZAA ,  H01F 7/22 ,  H01L 39/02 ZAA

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