特許
J-GLOBAL ID:200903021785691795

動圧軸受装置及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-042629
公開番号(公開出願番号):特開2003-239951
出願日: 2002年02月20日
公開日(公表日): 2003年08月27日
要約:
【要約】【課題】 製造コストの低減、軸受性能の向上【解決手段】 スラスト部材10をハウジング7の内周面7cに挿入し、その端面10aをフランジ部2bの下側端面2b2に当接させ、同時に、フランジ部2bの上側端面2b1を軸受スリーブ8の下側端面8cに当接させる。この状態が、スラスト軸受隙間ゼロの状態である。その後、スラスト部材10を軸部材2と伴に、第1スラスト軸受部S1のスラスト軸受隙間(大きさδ1)と第2スラスト軸受部S2のスラスト軸受隙間(大きさδ2)の合計量に相当する寸法δ(δ=δ1+δ2)だけ、ハウジング7および軸受スリーブ8に対して軸方向に相対移動させる。そして、スラスト部材10をその位置でハウジング7に固定すると、所定のスラスト軸受隙間δ(δ=δ1+δ2)が形成される。
請求項(抜粋):
ハウジングと、該ハウジングの内周に固定された軸受スリーブと、軸部およびフランジ部を有する軸部材と、前記ハウジングに固定されたスラスト部材と、前記軸受スリーブの内周面と前記軸部の外周面との間に設けられ、ラジアル軸受隙間に生じる潤滑油の動圧作用で前記軸部をラジアル方向に非接触支持するラジアル軸受部と、前記軸受スリーブの一端面とこれに対向する前記フランジ部の一端面との間に設けられ、スラスト軸受隙間に生じる潤滑油の動圧作用で前記フランジ部をスラスト方向に非接触支持する第1スラスト軸受部と、前記スラスト部材の端面とこれに対向する前記フランジ部の他端面との間に設けられ、スラスト軸受隙間に生じる潤滑油の動圧作用で前記フランジ部をスラスト方向に非接触支持する第2スラスト軸受部とを備え、前記ハウジングの所定位置に位置決めされた前記軸受スリーブの一端面を基準として、前記スラスト部材の前記ハウジングに対する位置が設定されることにより、前記第1スラスト軸受部及び第2スラスト軸受部のスラスト軸受隙間が所定寸法に形成されていることを特徴とする動圧軸受装置。
IPC (6件):
F16C 17/10 ,  F16C 33/10 ,  F16C 33/74 ,  F16C 43/02 ,  H02K 5/16 ,  H02K 7/08
FI (6件):
F16C 17/10 A ,  F16C 33/10 A ,  F16C 33/74 Z ,  F16C 43/02 ,  H02K 5/16 Z ,  H02K 7/08 A
Fターム (47件):
3J011AA04 ,  3J011AA06 ,  3J011AA12 ,  3J011BA02 ,  3J011CA02 ,  3J011DA02 ,  3J011JA02 ,  3J011KA04 ,  3J011LA01 ,  3J016AA02 ,  3J016AA03 ,  3J016BB01 ,  3J016CA03 ,  3J017AA01 ,  3J017BA01 ,  3J017DA01 ,  3J017DB07 ,  3J017DB09 ,  3J017HA01 ,  3J017HA04 ,  5H605AA07 ,  5H605BB05 ,  5H605BB10 ,  5H605BB14 ,  5H605BB19 ,  5H605CC04 ,  5H605DD03 ,  5H605DD05 ,  5H605EB02 ,  5H605EB06 ,  5H605EB21 ,  5H605EB28 ,  5H607BB01 ,  5H607BB07 ,  5H607BB14 ,  5H607BB17 ,  5H607BB25 ,  5H607CC09 ,  5H607DD03 ,  5H607DD15 ,  5H607GG01 ,  5H607GG02 ,  5H607GG12 ,  5H607GG15 ,  5H607GG25 ,  5H607JJ04 ,  5H607JJ06
引用特許:
審査官引用 (6件)
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