特許
J-GLOBAL ID:200903021786455769
第四アンモニウム炭酸エステルの製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川口 義雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-234910
公開番号(公開出願番号):特開平5-004947
出願日: 1991年09月13日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】洗剤組成物中の漂白前駆物質として有用な第四アンモニウム炭酸エステルの製造方法を開示する。【構成】式:具体的には、例えば、二塩化ビス「2-(N.N.N-トリメチルアンモニウム)エチルカルボネート」、ビス「2-(N.N.N-トリメチルアンモニウム)エチル」カルボネートビス-p-トルエンスルホネート等で示される第四アンモニウム炭酸エステルを、第四アンモニウム官能化アルコール(例えば塩化コリン)による低分子量炭酸エステル(例えば炭酸ジフェニル)のエステル交換により製造する。【効果】塩化水素副生物の発生を伴わず、環境に害を及ぼすことなく、第四アンモニウム炭酸エステルを最低限の後処理のみで反応媒体から分離できる。
請求項(抜粋):
式(I):[式中、Aは【化1】(式中、R1 、R2 及びR3 は各々、1〜20個の炭素原子を含有する、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルキルアリール、アリール、フェニル、ヒドロキシアルキル、ポリオキシアルキレン及びR4 OC(O)OLから成る群から選択される基であるか、R1 、R2 及びR3 の2つ又はそれ以上が一緒になってアルキル置換又は非置換の窒素含有複素環系を形成するか、あるいはR1 、R2 及びR3 の少なくとも1つがR4 と結合してアルキル置換又は非置換の窒素含有複素環系を形成し;R4 はアルキレン、シクロアルキレン、アルキレンフェニレン、フェニレン、アリーレン及びポリアルコキシレンからなる架橋基から選択され、その架橋基はアルキル、アルケニル、ベンジル、フェニル及びアリール基から選択されるC1 〜C20原子で置換されていてもよく;Z- は、適切な比率でQ+ と結合すると電荷中性を引き起こす一価又は多価陰イオンであって、この場合Z- はペルオキシ炭酸による漂白を有意に妨害しないために十分酸化的に安定であり;Qは窒素又は燐である)であり、BはA、R1 又はLであって、Lは以下の:【化2】(式中、R5 及びR6 はC1 〜C12アルキル基であり、YはH又は-SO3 - M+ 、-COO- M+ 、-SO2 - M+ 、-N+ (R5 )3 X- 、-NO2 、-OH、-N(O)(R5 )2及びその混合物から成る群から選択される水可溶化単位であって、M+ はエステルに対する溶解性を提供する陽イオンであり、X- はエステルに対する溶解性を提供する陰イオンである)から成る群から選択される]の第四アンモニウム炭酸エステルの製造方法であって、(i)式(II):【化3】のヒドロキシル化合物及び任意にL-OHをR8 OC(O)OR8 (式中、R8 は置換又は非置換のフェニル、C1 〜C20アルキル及びその基の混合物である)と25〜約 230°Cでエステル交換する工程、(ii)反応の他の成分から第四アンモニウム炭酸エステルを分離する工程を含むことを特徴とする、前記方法。
IPC (12件):
C07C211/62
, B01J 27/125
, B01J 31/02 101
, B01J 31/02 102
, C07B 61/00 300
, C07C209/68
, C07C239/22
, C07C303/32
, C07C309/24
, C07C309/42
, C07F 9/54
, C11D 7/54
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開昭63-258447
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特開昭54-063023
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特開昭54-125617
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