特許
J-GLOBAL ID:200903021786817113

トルクセンサ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-194656
公開番号(公開出願番号):特開2002-013989
出願日: 2000年06月28日
公開日(公表日): 2002年01月18日
要約:
【要約】【課題】 温度ドリフトの影響を少なくしてトルクの検出精度を高めることができ、しかも構成が簡単なトルクセンサを提供する。【解決手段】 トルクセンサ1は、シャフト2に外嵌された筒状の磁歪材3と、磁歪材3の両端部に嵌合された2つのベアリング4を介してシャフト2に対して相対回動可能に支持された固定子5とを備えている。固定子5は、略円筒状のヨーク6と、ヨーク6の内周面に埋設状態で組み付けられた2つのコイル部品7とからなる。ヨーク6は、圧粉磁心材料製のヨーク本体8と、ヨーク本体8の両端にすき間嵌めされた2個のヨークリング9とから構成されている。ヨークリング9はベアリング4の外輪4aに当接する状態で固定されている。ベアリング4は、内輪4bが磁歪材3の両端部に形成されたねじ部3bに螺着されたナット10により固定されている。
請求項(抜粋):
被検出軸に設けられた磁歪材と、前記磁歪材と対向する状態で前記被検出軸に対して相対回動可能に配置される筒状のヨークと、前記磁歪材を通る磁束を発生させる磁束発生手段と、前記被検出軸に作用するトルクに応じて前記磁歪材が歪むことによる前記磁束の変化を検出するための検出手段とを備えたトルクセンサであって、前記筒状のヨークは、前記磁束発生手段及び前記検出手段を構成する環状のコイル部品が一対組み込まれるヨーク本体と、該ヨーク本体の内周面径方向に設けられた規制面に当接する位置にすき間嵌めされるヨークリングとを備え、前記ヨーク本体及びヨークリングを圧粉磁心材料製としたトルクセンサ。

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